ジンジャー・エールの生姜率

勢いで始めてしまったブログ。旅行や小説や音楽を語るともっぱらの噂。

浮き輪写真活動記録(2019/02〜2019/04)

 

ハロー、浮きワールド。

不定期更新ながら、このブログのキラー・コンテンツ(?)である救命浮き輪写真の記事。

 

なんと、この度。

 

CRAZY STUDYさんで記事になりました。

 

crazystudy.info

 

 

地道な活動が身を結んだ瞬間……!歓喜……!

また、記事中にもありますが、記録を整理するに当たっていくつかの分類法を編み出しました。

それに伴い、今後は分類法を意識しつつ活動してまいります。

という訳なので、記事をご一読いただけると、以降の話はもっと楽しめるかと思います……! 

 

(二度貼る)

crazystudy.info

 

 

 

さて、今回は、ここ数ヶ月の活動記録まとめです。

先の記事で使っていない写真を選んだので、改めてお楽しみいただけるかと思います!

 

 

・東京、若洲海浜公園

 

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エモい。

あまりのエモさに、先述の記事では、別角度の写真を採用。記事冒頭のエモ担当2番手をお任せいたしました。

エモ担当は、1番も2番も非常に強力でしたね。さながら2003年阪神の今岡&赤星のよう。

 

ここは夕焼け&橋&海&飛行機が同時に観られる場所で、また釣り人の集まる場所であり、2月の夕方という寒いタイミングにも関わらず多くの方がいました。

なのに浮き輪を撮っている人は誰もいませんでした。いや最エモでしょこれ。もったいない!!

 

 

・東京、お台場海浜公園

 

 

ついにお台場海浜公園でも発見!!

今までに何度も訪れている、お気に入りの散歩スポット……なのに未発見でしたが、これは嬉しいですねえ!

壁掛け型・金具引っ掛け属・ホイール種です。そして奥には東京の夜景。ロマンチックな取り合わせだ。

 

あれ、浮き輪にも何か書かれている。

 

 

おお、これは貴重な情報。ちゃんと読み取れる場所に情報が書いていることって結構珍しいんですよ。

実は、これがきっかけで得られた情報も多かったです。救命浮き輪を作っている高階救命器具さんを知り、他の会社も知り、……と。

 

 

・東京、海の科学館

 

 

ここには南極観測船「宗谷」がありますが、船の中にある浮き輪は、先述の記事で提示しました。

この2枚は船の外、入口や出口にある浮き輪です。見た目が新しいことから、観測船だった頃に使用していた物でもないでしょう。つまり実用性は無く、完全なオブジェクトです。観賞用浮き輪。

壁掛け型・ぶら下げ属・平板種。

 

 

・東京、清澄庭園

 

 

清澄庭園の物は記事でも少し使いましたね。

ここでは、より一層日本を感じる一枚を掲載いたします。

うーん、自然な溶け込み。和風浮き輪いいですよねえ。

 

 

・東京、皇居

 

 

なんと皇居にまで浮き輪が!!

建物の後ろに注目。浮き輪が横たわっています。

これは……壁掛け型・橋渡し属・平板種かな……?

固定が外れているので「属」は悩むところですが、暫定的に。まあ、浮き輪を使う必要がないほど平和な場所だということがよく分かりますね。

ちなみに奥に見えるのは、名所・二重橋。地下鉄二重橋駅の由来でもある場所ですね。

こんな風光明媚な場所に浮き輪がある。光栄なことです。

 

 

・東京、築地&勝どき

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近くの月島の浮き輪は辿っていたんですが、築地は意外と盲点でした。

壁掛け型・金具引っ掛け属・平板種ですね。

この辺りの面白い点は、通し番号がきっちり付けられているところ。

 

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NOは「ナンバー」で、1,2,3,...と順番に付けられています。
一方、Rは"Right"で、川を挟んで築地側が「右」ということみたいです。

つまり、対岸の勝どき側は、

 

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「L ……」(※某名作漫画のキャラクターとは一切関係ありません)


 

 

以上です。

このタームは新発見が多かったですね。和風とか、企業のこととか、案外見逃していたスポットとか……。さらに分類法も編み出したし、記事にもなったからさらなる展開も見込めますし。

どんどん増えるよ浮き輪の輪。

 

今回は東京オンリーになってしまいましたが、記事でも宣伝した通り、もっと色んな浮き輪を回収していきたいですね!

幸いにも、GW明けからはしばらく差し迫った予定もないので、遠出したり、逃していたスポットの探索に行きたい所存です。

 

それでは、 また次回お会いしましょう〜

住める偽ヨーロッパへようこそ(偽ヨーロッパ[2])

以前に好評をいただいた「エセ・ヨーロッパ」改め「偽ヨーロッパ」。

 

その後にCRAZY STUDYさんにて記事になったのは、このブログでもお伝えしましたね。

 

crazystudy.info

 

(スピンオフ企画(?)) 

yawing-hanon98.hatenablog.com

 

 

以降も少しずつ活動は続いて、Twitterで報告を重ねてきたのですが。

なんと。気付けばまた記事を構成できるほどに集まっていました。

こんなに集められるとは思っておらず、自分でも驚きです()

 

全部一気に放出するのもいいんですが、より印象を深くするため、2回に分けることにいたしました。

 

今回のコンセプトは、「住める偽ヨーロッパ」。

 

いや、現実には「住環境に近い偽ヨーロッパ」なんですが、この世界はキャッチーなフレーズを欲していますので(?)

でも実際に良い街が揃っていますよ。それは保証します。

それでは、偽ヨーロッパ第二弾。一緒に旅へ出かけましょう!

 

 

1. 恵比寿ガーデンプレイス (東京)

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いきなりどメジャーな場所から。

というか前回保留にしていた場所です。

 

保留にしていた理由としては、

サッポロビール工場の跡地という歴史的背景があること

・かなり露骨に現代的なビルがある点

 

辺りなんですが、前者は恐らく「ヨーロッパ風であることに歴史的な意味はない」はずだということ、後者は見る角度次第でクリアできること、でOKと判断いたしました。

 

ドラマ「花より男子」にかつて出てきましたし、観光地としても有名なので……説明はあまりいらないかなと。

だから写真を貼っておきます。

 

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回廊から見たビアガーデンの建物

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三越

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カフェのオープンテラスもGOOD

 

そして極めつけは、フランス料理店のジョエル・ロブション

 

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中はフランスのシェフ監修の高級料理店として知られておりますが、なんとこの建物も、フランスの業者に発注し、フランス産の材料で造ったという本格っぷり。

世界最高峰レストラン ジョエル・ロブション - the 20th anniversary - | special | verita

 

初めて見たときからお気に入りの建物です。 しょっちゅう一人で観察&撮影に行きます。しばしば変な目で見られますが、めげません。好きなので(

 

 

恵比寿は「首都圏 住みたい街ランキング」1位の常連。

特にオトナな男性女性から人気を集めておりますが、恵比寿に住めば当然ガーデンプレイスのオシャレな空間も生活圏の一部に。

少々、というか、恐ろしいほど家賃相場が高いのですが、やっぱりこういう華々しい世界を見せられると憧れちゃいますね。

 

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そうそう、今回も石畳を主張していきます。

 

 

2. 幕張ベイタウン (千葉)

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今回のダークホース。

 

実は前回の最後にチラッと触れてはいたのですが、ここは本当にすごい。

なんと、以下の写真、全てがマンションです。

 

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具体的にどこの国という感じでは無さそうなんですが、どことなく醸し出ているヨーロッパ感。

統一された高さ、カラフルな色使い、建物の装飾がそう感じさせるのでしょうか。あと交差点では建物がカーブしているところとか。

 
ここは埋立地、人工的に開発された場所。

そうだよ、せっかくだし、これくらい尖ったコンセプトでやってくれないとね!

 

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街区の番号や、通りの名前も付けられています

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千葉ロッテマリーンズの優勝パレードが通ったから「バレンタイン通り」(バレンタイン監督が由来)

 

また、ここのこだわりポイントは、他の街と完全に隔離されていること。

 

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手前の公園との間には大通りが

 

こうして徹底的に街のコンセプトを保っているんですね。

そうなると不便じゃないか?という気もしますが、実はコンビニや塾など多数の施設が揃っております。

完全に1つの街なんですよね、ここ。

 

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学習塾だけで複数ありました。すごい……

 

歩いて10分、海浜幕張駅まで出ればアウトレット等もありますし、本当に便利。

不動産屋さんもあったので、特にファミリー世帯で興味のある方、一度お話を伺ってみては?

 

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徹底しているので石畳です。

 

 

3. 中野 レンガ坂 (東京)

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東京・中野。中央線沿いの人気タウン。こちらも住みたい街ランキングで上位に見かけます。

 

そんな中野と言えば。

中野ブロードウェイ

中野サンプラザ

そして「中野レンガ坂」

ですよね。(?)

 

rengazaka.tokyo.jp

  

今まで紹介してきた場所とは異なり、非常に小さい小径です。

当然、広場のような物もありませんし、日本語も結構見える場所です。

これは偽ヨーロッパとして大丈夫なのか?と悩みましたが、噴水があります。

 

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ふんすい。

これで安泰ですね(?)

 

この狭いスペース、なかなか居心地よい雰囲気なんですよね。

中野は賑やかなイメージのある街なんですが、住めばこういう静かな偽ヨーロッパを感じることもできるんですね。知りませんでした。

今回訪れたのは日中でしたが、色んな写真を見る限り、夜はもっと雰囲気が良さそう。お住いの際は、ぜひディナータイムにお越しくださいな。

 

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細部へのこだわり

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ちなみにタイ料理もあるよ

 

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そして石畳なので、君はやっぱり偽ヨーロッパですよ。

 

 

4. 大倉山駅周辺 (神奈川)

 

ここまで、「どこの国」というコンセプトがあまり無い or 前に出ておりませんでしたが、今度はガラッと変わります。

界隈では非常に有名ですが、大倉山はギリシャです。

 

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どうでしょう、この驚きの白さ。 

このように、駅前のストリート「エルム通り」がギリシャ風になっています。

なんと、アテネと姉妹提携を結んでいるという本気っぷり。

 

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こうなると「偽」なのかという疑問がふつふつと湧いてきますが、逆に言えば本家を模しているという何よりの証拠であり、従って「偽ヨーロッパ」とすることは一種の敬意にあたるでしょう。

せっかく取材したから使いたいんですすみません 

 

 

ところで。

アテネということは、そうですね。

丘の上には神殿があります。

 

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大倉精神文化研究所。昔の東洋大学の学長を務めていた人物が建てた建築です。

 

1932年築。近代建築の領域ですね。歴史があると、偽ヨーロッパのコンセプトとはやや異なってくるのですが、今回の説明に必要だと思ったのでご紹介いたしました。

恐らく、この建物があったから麓もギリシャ風にしたはずなので。

 

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この日は、横の公園の観梅会で大盛況

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内装も美しい

大倉山駅東急東横線沿い。東京にも横浜にも出やすくて非常に便利な場所です。

また、駅から近い場所に港北区役所もあるので、さらにGood。

実際、ここは一度試しに暮らしてみたいですねー。エルム通りはこういうコンセプトなのに格式張った感じもなく、チェーン店までありますから。

 

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ギリシャ風のモスバーガーもあるよ

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ちゃんと石畳でした。ありがとう大倉山。

 

 

5. 南大沢駅周辺 (東京)

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最後にご紹介するのがこちら、南大沢。駅前にヨーロッパ風のアウトレットがあります。

アウトレットの扱いは悩みます。タダで歩けるけど、テーマパークに近い扱いだしどうしようかな……と。

しかし、いざ付近を歩いてみると、駅周辺の他の場所にもヨーロッパを感じる部分がありました。従って、今回は一帯をひっくるめて採用です。

 

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三井アウトレットパーク多摩南大沢は、南フランス風……のはずです。

公式の情報が見当たらず、外部サイト頼り……。

三井アウトレットパーク 多摩南大沢 (旧:ラ・フェット多摩南大沢)【Lets】レッツエンジョイ東京

公式情報がすぐに見つかるアウトレットもあるんですけどね、うーむ。。

全てのアウトレットはコンセプトについてアツく語った公式HPを用意してくれないだろうか。読むよ。

 

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うん!カラフルで楽しい場所ですね。

 

そして次の写真、背後にあるのは首都大学東京のキャンパスです。完全に一体化してます。

マカオ(元ポルトガル植民地)の旧市街で、こんな場所を見た気がする(錯覚) 

 

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駅から少し離れると住宅街なのですが、ベルコリーヌ南大沢というとんでもなくヨーロピアンなマンション地区があります。

さすがに内部写真は自重しますが、外観で雰囲気は充分伝わるかなと。

 

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南大沢も住んでみたい場所ですね〜。

駅前がカラフルでスペースも広い、というだけでもうワクワクします。他の商業施設もしっかり揃っていますし、多摩地区特有の自然環境も残されている。

おまけに都心から距離があるため、家賃相場も控えめです。

京王線なので、新宿方面にお勤めならここは買いでしょう。

 

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好きです、南大沢 (石畳)。 

 

 

 

という訳で、今回は5つの偽ヨーロッパをご紹介してきました。

どこも実際に住環境として優れたエリアですね。住みやすさと偽ヨーロッパには関連があるのかな?

特に大倉山と南大沢はいいですね。前者はアクセス性、後者は街全体の居心地良さ。どちらも比較的住みやすい家賃相場ですし。

 

ところでアウトレットの扱いはこれからどうしましょうかね。結構迷っています。

まあ実はアウトレットって、ヨーロッパよりもアメリカの街がコンセプトなことが多いんですが(葉音調べ)

とりあえず次の機会までの課題としましょうかね。

 

 

まだ持ちネタはいくつか残っているので、いつかご紹介いたします。

今度は「都会の偽ヨーロッパ」が中心になるかな?

 

【2019春M3出展します】サークル「Musique au lait」のCD宣伝と解説

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 はじめに

 

今回は同人イベントの宣伝と、頒布するCDの解説記事です。

 

葉音と申します。1人作曲サークル"Musique au lait"を主宰しております。

この度、2019春M3(音楽同人イベント)に出展することになりました。

東京流通センター 第一展示場 B-10b です。

 

M3 - 音系・メディアミックス同人即売会

 

この記事は事前の宣伝とCD入手後の解説。1記事2役になっておトクですね。

という訳で、まずは宣伝用にクロスフェードを貼っておきます。

 

soundcloud.com

 

 

ちなみに、恐らく本番ではCDにQRコードを同封しております。

そこから飛んでくる方もいることでしょう。やっほー見てますかー

QRコードで曲紹介を呼び出す、なかなか現代的でいいアイデアでしょ?

 

【目次】 

 

 

一応、自己紹介 

 

音楽や小説を中心に創作活動をしており、ライターも少しやっています。このブログは音楽やライター関連の用途に使っております。

普段はTwitterに生息。アカウントはこちら。

 

twitter.com

 

なお、同人イベントでの出展は初めてです。

同人イベントに客として参加したのも、昨年の夏コミが初。秋のM3も参加しました。つまり半年ROMりました(古いな)

 

  

曲紹介……の前に、全体に関して

 

今回のCDですが、実はこの数年の間に作った曲から広くチョイスしています。

古いものは4年半前、新しいものは1ヶ月前。歴史を感じますね〜。

木管楽器を主体に、明るめの曲が並んでいます。金管、ピアノソロ、和風、短調……等々入れようか迷ったんですが、コンセプト的にこれが正解かなと思っています。

 

並びは、ざっくりとですが、朝から夜という時系列順に。

「お出かけして、公園や海やパン屋に行って、夕日を眺めて、夜のエッフェル塔」。

という訳なので、最後の"Musique au lait !"はアンコールのような立ち位置ですね。

 

 

曲紹介

(1)マルシェへお出かけ

 

すごく自然な感じでオープニングを担っていますが、実はこのCDで2番目に新しい曲。

「せっかく木管が多いCDなんだし、木管5重奏で幕開けにしようかな」と思い作成。

元々アンサンブルをよく書いていたので、そっちの腕を見せたかったのもあります。

ちなみにホルンの出番はこの曲が最後です。おつかれさまっ

 

朝の街を散歩する、朗らかな音楽ですね。

実は、大好きな画家・笹倉鉄平さんの「シェイド」という絵にインスピレーションを得ています。

マルシェに行く絵ではないですが、雰囲気として。

 

 

笹倉鉄平さんはいいぞ〜

神奈川県と兵庫県に絵画館もあります。それぞれ横浜、梅田から30分くらいなので、ご興味があれば訪ねてみてくださいな。

 

teppei.s-hanga-museum.com

www.kaigakan-teppei.net

 

 

組曲

 

「一度、とことんシンプルな曲を書こう」というコンセプト。

あとこの曲には多少経緯があります。(※点線内は読み飛ばし可能)

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4年前の3月、友人たちとクラリネットのアンサンブルをすることになり、簡単な曲を作ろうと浮かんだのが2楽章。すぐに3楽章も思いつきました。

ただ、そのときはアンサンブルに上手く落とし込めず断念(確か結局アラジンの「ホール・ニュー・ワールド」をアレンジしました)。

その後、2年前の春にクラリネット+ピアノで着手。1楽章も考えついたので、3楽章形式で完成しました。ただ、そのときには副題は無し。

今の副題を思いついたのはその半年後。春っぽさを全面に押し出した形。ただ既にお蔵入りしていた曲なので、もうどっちでもいいかなと思っていました。

それが、こんな機会を得てしまったので急遽引っ張り出してきました(笑)

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(2)小組曲 第1楽章:菜の花パレード!

 

非常にかわいい曲。ぱんぱかぱーん、いや、たったかたーんって感じ。

クラリネットとピアノの掛け合いが楽しい曲です。

ちなみに「!」まで入れて正式タイトルです。かわいさが増していいでしょ?(笑)

 

(3)小組曲 第2楽章:桜のワルツ

 

Twitter&SoundCloudで先行公開していた曲です。

先に述べた通り、一番最初に思いついた楽章。だから思い入れもひとしお。

ワルツと言いつつ途中は4拍子ですが、"Waltz for Debby"みたいなものです(?)

 

(4)小組曲 第3楽章:ツツジポルカ

 

これもポルカなのは一部だけですが(以下略)

終楽章ですが、コンパクトな組曲なので重すぎない感じにしました。ただし短調の部分があったり、2楽章の引用があったりと少しドラマチックに。

あと。実は3つの楽章、全て始まり方のタイプが違いますが気付きましたか? 

 

 

(5)サン=トロペの港

 

わかりやすい音楽の後にこういうイントロが来たら「おっ?」となるよな〜、と狙っていました(笑)

 

「サン=トロペの港」は、南フランスの実在の場所。

ニースやモナコの近く、と言えばなんとなくイメージがつきますが、カラフルな建物に囲まれた温暖な地中海の港……らしいです。いつか行きたい……!

わざわざここをチョイスしたのは、絵画で有名な場所でもあるからです。

ポール・シニャック「サン=トロペの港」。

 

 

好きな絵の1つであり、今回イメージしていた光景の1つでもあります。

東京・上野の国立西洋美術館に展示されています。

 

 

オーボエ+ピアノの編成で、8分の12拍子。

フランスの印象派を感じさせながら、午後の海の雰囲気を出していきました。オレンジ色の建物、白い帆船、飛び回るカモメ、寄せては返す波。

サン=トロペはイタリアにも少し近い地域なので、ちょっとだけイタリアの舟歌を感じるかもしれませんね。

 

ざっくり見ていくと。

前奏は海を俯瞰しているような雰囲気。あるいはカモメ。

主題は前述の通り舟歌っぽく。メロディーは中央「シ」の音の前後をぶらぶらしていますね。揺蕩う感じを出すため。

1回目の主題の後、個人的には「波の旋律」と言っているのですが、動きが細かい部分が出てきます。ここは4度進行を中心にダイナミックに。

そして、こんなにごちゃごちゃしているのに、「なぜか自然と」主題のGdur(Gメジャー)に戻ってきます。

主題を経て、真ん中の部分はCdur、間奏曲風。わざと空虚な響きにして、広がりを持たせてみました。

そして2回目の「波の旋律」。

実は1回目とスタートの調が違います。それなのに最後はちゃんと、しかも1回目よりダイナミックにGdurに戻ります。この曲で一番のアピールポイントです!!!()

あとはそのまま雰囲気をお楽しみいただければ。

 

 

(6)街角のベーカリー

 

フルートをフィーチャーした曲です。

「!?」という効果を狙っての曲順です。これは現物をお楽しみに (笑)

 

 

(7)薄暮の街のアダージョ

 

ファゴット(バスーン)ソロの音楽。

元ネタはユーフォニアム用に書いた"Adagio for Euphonium"という曲。

今回、ファゴットに似合う音楽を入れたかったことから、改稿の上、タイトルも変えて採用。

元々、夕暮れ時のイメージがあったのでしっくり来ているかな、と。

 

珍しくロマン派風のバラードにしました……が、特にそっちのジャンルに詳しい訳でもないので、ボロを出さないように黙っておきます()

変な仕掛けも無し。じっくりと良い感じのバラードに浸ってください。

 

 

(8)お月様とエッフェル塔

 

今回のメイン曲。時間も6分超えです。

なので、長々と語れるということですね!!!()

 

・作曲経緯

 

昨年の4月末、GWに1人でフランスへと旅立ちました。

そう、このM3からちょうど1年前のことです。

 

その初日に見た、夕焼けの中、昇り始めの月とエッフェル塔が横に並んでいる光景。

しばらく見惚れているうちに、脳内に音楽が流れ始めました。それがこの曲の冒頭部分になります。

 

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帰国後に着手開始。とにかくパリを感じる音楽にしたくて、自分の中にあるフランス風の音楽を組み合わせていった結果、この曲が出来上がりました。

編成はクラリネット+ピアノ。4部構成で、それぞれには副題が付いています。

 

 1. 夕暮れ、シャイヨー宮より

 2. シャン・ド・マルス公園で

 3.  セーヌ川のロマンス

 4. タワーでカンカン!

 

位置関係はこんな感じ。ついでに名所の位置まで書いてしまいました。これであなたもパリジャン / パリジェンヌ(?)

 

 

流れとしては、「月とエッフェル塔」を色んな方向から楽しんだ後に、タワーで終幕、となっております。

 

1. 夕暮れ、シャイヨー宮より

 

シャイヨー宮とは、エッフェル塔の横にある宮殿。最も宮殿だったのは前身の建物で、シャイヨー宮自体は1937年のパリ万博に合わせて造られた大型展示場です。 

中央は展望台のようになっていて、エッフェル塔を間近&高い所から望める場所として人気があります。ここで「お月様とエッフェル塔」を見たのがこの曲のきっかけです。

 

Es-dur (E♭major)。最も好きな調の1つです。

冒頭の特徴的なリズムを使いながら進んでいきます。さっき言った通り、現地で浮かんだ旋律が元なんですが、実はいざ作曲を始めたら脳内イメージがイギリス音楽で……まあいいか……()

全体的にはテクニカルで込み入った感じに。展望台に人が多くて賑やかだったこと、シャイヨー宮とエッフェル塔の間に交通量の多い大通りがあったこと、辺りに起因しています。

 

あと、ここで覚えておいてほしいのが「ミ・シ(・ファ・レ)」という音の並び。

実は、この楽曲全体で何度か出てきます。♭や♯がついたりしながら。探してみてね。

 

 

2. シャン・ド・マルス公園で

 

C-dur (Cmajor)。基本的にジャズ・ワルツですが、フランスの「ミュゼット」という音楽のニュアンスを混ぜながら作りました。街角でアコーディオンとかがやっている音楽ですね。

 

シャン・ド・マルス公園は、エッフェル塔の麓にある公園。夜でも人々が集める、市民や観光客の憩いの場。

だから徹底的に楽しい音楽にしました。恋人どうしが向かい合って踊っているイメージ。周りでも老若男女たくさんの人々がダンシング。

ところどころ「タッターン」というリズムが出てきますが、ここは向かい合ってパートナーどうしがお辞儀をする感じ。3連符で駆け上がり「タンッ」と終わるフレーズは、お客さんにお辞儀をする感じ。……なんて思いながら作りました。作っていて本当にたのしかった〜〜

……こんなに盛り上げて、続きなんか作れるのか……?と不安になった当時()

 

 

3. セーヌ川のロマンス

 

セーヌ川は説明不要ですね。パリ市内一帯を横切る大きな川です。

冒頭はソロ曲らしくカデンツァ。お約束ですね。よくこんなソロ思いついたな自分。

 

そこからはピアノの静謐なメロディー。ロマンスの始まり。もちろんイメージは印象派、あとは昔のフランス映画。ちょっとフランス語っぽいメロディーじゃないですか?あっそうでもないですか

盛り上がってからは舟歌です。セーヌ川には夜でも結構観光船が行き交っていました。クラリネットのメロディーはなかなかお気に入り。こういう掴み所のないメロディーって演奏していて楽しいんですよね〜〜(悪趣味)

 

その後は「例の音の並び」があり、4楽章まで途切れることなく繋がっていきます。

 

 

4. タワーでカンカン!

 

速くなったところからが4楽章。いよいよエッフェル塔に乗り込みます。

この部分のイメージはエッフェル塔のエレベータ。どこかロック調ですね。エレキギター&ベースでも映えると思います(笑)

 

そして頂点につくと、突然C-dur (Cmajor)に。

ここからは「フレンチカンカン」が始まります。フランスのちょっとオトナなダンスショーです。軽快な音楽に合わせて踊るのですが、有名どころで言えば、運動会の曲「天国と地獄」なんかも使ったりします。

実際にはエッフェル塔の上でフレンチカンカンのショーは無いと思いますが、まあ、イメージです!(笑)

 

非常に愉快な舞曲です。実はもっと表打ちのリズムも強調したい(「カンカン」だから。これは本当の話)のですが、この編成だとしっくりこないためシンプルに裏打ち。シンプルといっても、めちゃくちゃ速いのでピアノは大変でしょうね(笑)

また、フレンチカンカンにありがちな感じで時々変な音をぶっ込んでいます。これがやりたかっただけ説もある。

 

最後はオシャレなコードで、余韻たっぷりに。終幕です。

 

 

(9) Musique au lait !

 

アンコール曲。直前の曲の後、空白時間が長いのはワザとです(笑)

タイトルの通り、サークルのテーマ曲的な感じですね。

 

木管5重奏です。ただし、アルトサックスが入っています。

今回、M3のサークルカットを友人に依頼したのですが、そこにサックスが描かれていたので「これは使うしか!」と入れてみました。

曲はラテン調。木管5重奏っていうとクラシカルなイメージがありますが、こういうことも出来るよ!というアピールになれば。

ファゴット以外の楽器には、それぞれのキャラを活かしたソロも用意しました。ファゴットはごめん!でもベースライン楽しくしたから許して!

 

一番最初の音が「お月様とエッフェル塔」とちょっと被っていますが、半分ワザとです。メイン曲とテーマ曲、コンセプトの統一ということで良いかな、と。

また、"M"u "si"queの頭文字2つから「ミ(Mi)」「シ(Si)」という意味合いもあります。後付け

 

あとは似た話で言うと、最後のメロディーライン(つまりフルート)は「ミ・ド・レ」(♭略)と鳴らしていますが、

 

「ミュジック(Musique)」の「ミ」

「オ(au)」の語感に近い「ド」

「レ(lait)」だから「レ」

 

から取っています。コレは狙っていました。この並びを考えるために一日費やしました(

 

せっかくのサークルのテーマ曲。今回のみで終わらせるにはもったいないし、また色々アレンジとか出来たら最高ですね。

 

 

曲紹介おわり。ここからは余談。

 

曲以外の部分について 

サークル名について

 

"Musique au lait"(ミュジック・オ・レ)

オシャレでかわいい感じがいいな、と思ってのチョイスです。訳すと「ミルク入りの音楽」ですかね?

一番最初に採用を決めた「お月様とエッフェル塔」がフランス旅行時の感激を元に作ったものだったので、やはりフランス語でしょうと。全く喋れないのに使っちゃいました。Bonjour, Merci.

実は裏の意味もありますが……ヒントは日本語の語感

 

 

CD名

 

"Départ"

フランス語です。英語で言えばdeparture。つまり「旅立ち」ですね。

お出かけする音楽が揃っていること、そして初CDであること。2つの意味を込めています。

 

 

ジャケット

 

曲に合わせてパリの風景からチョイス。

表は朝のモンマルトル。CDのタイトルに合わせました。

裏は夕方のエッフェル塔。「お月様とエッフェル塔」です(よく見れば月も映ってます)。

CDの盤面の写真も朝のモンマルトルから。

ジャケット作成はもちろん初めてですが、コンセプトと合っていて良い感じでは?ちょっとジャズのCDっぽいのはご愛嬌(笑)

 

 

 

以上になります。

こんなに自分で語るのもどうなのかなとは思うのですが、

自分が語らなければ誰も一生気付かないことはオープンにしないと作品に気の毒!

まあ、自分自身がこういうのを読むのが好きだからなんですけどね。

 

 

という訳で、M3にお立ち寄りの皆様、ぜひ第一展示場 B-10bへ遊びに来てください!

CDを手にした方は、お楽しみいただければ幸いです!

 

君はもうOrangeadeを聴いたか 〜ライブ感想@江古田Buddy〜

一回、一回だけこういうタイトルやってみたかったんですよね!!絶好の機会!!なんかカッコいいじゃないですか!!

すいませんタイトル詐欺なテンションで。たぶんもうやらないです!()

 

 

昨日、Orangeadeのライブに初参戦してきました。

と言っても、Orangeadeのことを知らない方がほとんどかと思います。

 

なんせこのご時世に、一昨日(2019/04/05)まで一切ネット上に楽曲を出していないバンドでしたから。

口コミだけでじわじわと広がり、まさに今からムーブメントを起こそうかというバンドです。

 

 

そんなに凄いのか?という方々は、メンバーを見れば分かるかもしれません。

佐藤望

RYTist, 婦人倶楽部などに洗練された楽曲の数々を提供。

黒澤鷹輔。

自分は存じ上げなかったものの、ポートレイツというバンドで良質なシティポップを制作。

そして大沢建太郎(旧・北園みなみ)。

数年前よりネットの一部界隈で「とんでもない鬼才がいる」と話題になっていた人物。

 

このメンバーなら良い音楽を作るだろう、という可能性だけでリスナーを増やしていったとのこと。すごい。

 

かくいう自分もその口。年初、試しに1stアルバム「Broccoli is Here」を購入し、一瞬で魅せられてしまいました。

シティポップ、ジャズ、クラシック、そんな垣根を軽々と超えていく、豊穣な音楽世界に。

 

shop.orangeade.love 

 

 

今回はそんな彼らのライブに初参戦してきましたので、ざっくりとレポート。

 

 

・江古田Buddyはオシャレ

 

 

会場は江古田Buddy。

どうもジャズ系のライブでよく使われる会場みたいですね。

 

なんと今回、開演前と終演後にピアノトリオの生演奏が行われていたという贅沢っぷり。

演奏は魚坂明未トリオさん

4度5度が映えるカッコいい系で好きなジャズでした(語彙&勉強不足)。

 

 

・からのMiroir D'eau

 

ジャズの雰囲気を残したまま、佐藤さんの静謐なピアノソロが始まる。そこにソプラノサックスが絡み出し、打楽器がひそかに彩りを添える。

Miroir D'eau。先述の1stアルバム中では短いピースでしたが、このライブではじっくりと堪能。クラシックの印象派ドビュッシーラヴェルを感じるような透明感ある楽曲で元々好きでしたが、タイトル通りの「水鏡」のきらめきがさらに際立っていました。

 

 

・港の見える街

 

始まった瞬間から「あっこれ絶対佐藤さんの曲」と思ったら合っていました。地味に嬉しい

Orangeadeの1stシングルCD(未入手)に入っていたという曲。タイトルは知っていて、素敵な音楽だろうとずっと予想していたので聴けて良かったです。

サックスの音がとても素敵でしたが、CDではフルートとの噂も聞いてそっちも気になる……!

 

横浜を題材とした曲ですが、「『横浜トリ○ンナーレ』ってイベントの展示がクソつまんなくて、港でも散歩しようか、となったときにできた」曲とのこと。

 

……。

自分、そのト○エンナーレ、結構楽しんだ人なんですよね……(小声)

 

……まあ好みが分かれそうな展示だなとは思っていたので。気持ちは分かるというか、意見には個人差があります。

というか、それであんなに良い曲ができたのなら全てOKです!(

 

 

・それぞれの持ち曲もいくつか

 

一応レコ発イベントではあるものの、Orangeadeはまだ結成間もないバンドなので、CD曲数も限られています。だからそれぞれの持ち曲や、過去のライブ用に持ち寄った曲も演奏していました。

 

ここで大沢建太郎(山田昌造)の「どぶさらい人生」も!

soundcloud.com

 

これがめちゃくちゃいい曲なんですよ。「ゴミあさりをして乞食と呼ばれる」ような歌詞なのに、すごくポップに綴られ、途中にはシティポップ的オシャレが顔を覗かせる。

というか「シラソファミレドシ↓、シ↑」の音階は本当にズルい(笑)

ライブでも本当にこんな感じで、次の「ハムスター倶楽部」と合わせて盛り上がりました。

「仮タイトルを適当につけるけど、結局そのまま出してしまう」(by 大沢建太郎)

 

また、黒澤さんの「さようなら日曜日」も良い曲。

ライブが土曜日だったから「土曜日にすれば」「サタデーにすれば」と他のメンバーに言われていましたが、確かにあれはサンデーしか無理ですね(笑)

 

 

・忘れていましたが

 

MCが非常に多い。いいですねいいですね(

ここでも大沢さんのキャラが際立つ。

というか和服でごついベースを持っている時点でまずおかしい。

腕時計は30分進んでいるのに、リハには1時間遅れ、だけど和服、って1つ情報が増える度に混乱&混乱

そしてMCが終わった後に大沢さんが楽譜をめくるせいで、すんなり曲に入れない場面が何度もありました。そわそわするけど、ぜひそのまま、緩いままで(笑)

 

 

・Anthoropology

 

1stアルバムで一番好きだった楽曲です。これは聴けただけでもう満足。

あえて言えば、Earth Wind & Fireの"After Love Has Gone"とかが頭をよぎるんですが、こちらはシティ感がたっぷり。非常に手触りが気持ちいいポップスです。

 

 

・わたしを離さないで

 

最後の曲。こちらも未入手の1stシングルから。

Orangeadeの良さが非常に滲み出ている楽曲でした。

 

 

・アンコール「エビはカニじゃない」

 

平成史に残る名曲だ。聴こう。

 

soundcloud.com

 

余談ですが、ライブ版で冒頭に入れていたコーラスが美しすぎて笑いました

完全にボ○ミアン・ラプソディー

 

 

さて、ここまで熱く紹介してきましたが、どんな音楽か気になった方もいらっしゃるのでは?(※巧みな誘導)

 

朗報です。

 

1. 「わたしを離さないで」のMV公開

 

ライブの最後に演奏されていた「わたしを離さないで」がYoutubeで公開されました。

映像も非常に素敵!

www.youtube.com

 

佐藤さんも「拡散していただき、10万PVくらいまでいき、そのままスターダムへ」というようなことを仰っていたので、良ければご協力を(笑)

 

 

・サブスク開始

 

未入手だと言っていた1stシングルが、SpotifyApple Musicなど各種サービスで配信開始されたとのこと。「港の見える街」などが入っております。

もちろん試聴もできるので、この機会にぜひチェックです……!

(190407追記:執筆後、もちろん入手しました!)

Orangeade - Single

Orangeade - Single

  • Orangeade
  • ポップ
  • ¥750

linkco.re

 

 

 

さて、今この時点でOrangeadeを知ることができたのは大きいと思っています。

この天才たちが、今後どういう方向に進むのかを追いかけられる楽しみ。

 

そしてこの良さが刺さる人は他にもいるはず、と思い、文章を綴ってみました。

良ければあなたも、この刺激的なバンドを見守ってみませんか?

……いや、振り回されてみませんか?(笑)

 

(190407夜 大沢健太郎→建太郎に修正。失礼いたしました)

2019/03/27 TWEEDEESライブ『ショウほど素敵な商売はない〜「DELICIOUS.」TOUR2019 追加公演』@新代田FEVER

(あっ、全通しておきたかったな……)

 

となった今回のライブ。

それはTwitterで度々見かけたツアー各回の感想や、終演後にお会いしたファンの皆さんのコメントから思った訳で。ライブなんだよな、それぞれの日がライブなんだよ。

そうは言っても、予算の問題がありますし(大事)、体力の問題もあります(もっと大事)。

だから偶然とは言え、参加できたのがツアーのラストだったのは良かったな、と。

 

 

という訳で。

TWEEDEESのライブ、初参戦してきました。

 

 

新宿タワレコのインストアライブには一度赴いていたので、清浦さんも沖井さんも初めて見る訳ではないですが、なぜか開演前から異様に緊張していました。

だって、清浦さんの金髪、気になるし(そこ?)

Twitterでしか繋がっていなかった方とお会いする緊張感もありましたかね(良い方々でホッとしました)。

 

 

 

わー、ライブハウスだ。

 

今思うと、こういうライブハウスって相当久々のような。学生時代以来?

(前のLampのライブはちょっと違いましたし)

実は普段ライブにあまり行かない勢なので、既に少し心はうきうき。

 

開演前のBGMいいなーと思っていたらやがて時間に。

特にメモもしていなかったし、適当にピックアップして綴っていきますね。

 

 

・花束と磁力

 

実は"DELICIOUS."の中であまりピンと来ていなかったこの楽曲(単純に印象の問題です)。

ライブでやると盛り上がるんです、これが。

手旗の利用もここが最初だったかな。買っておいてよかったですね。あの黄色が埋め尽くす空間はなかなか楽しい。

 

 

 

・少年の見た夢は

 

清浦夏実が……少年に……!?

 

ちょっと誇張しましたが、というかそもそも期待していたんですが、その期待を乗り越える少年声っぷりにゾクッときました。

目の前で歌っている金髪さんは誰がどう見ても英国の少年。脳内ではそのとき何か名前をつけていた気がするんですが、ええと、まあいいや、仮にダニエルとしましょう。

ダニエルなのは声質だけじゃなくて。精悍な表情もそうだし、そもそもスタイルがいいから、ライブだとより一層少年感が出るんですね。清浦=ダニエル=夏実を拝めただけでもう満足です。ダニエってる。ダニエってた。

 

 

・a la mode

 

なんだよその手拍子!!!!!できねえよ!!!!!

 

と思っていたら、終演後に他の人が「あれは初見殺し」とおっしゃっていたので、ああそういうものなんだなと(笑)

次回は頑張ります(?)

 

 

・不機嫌なカプチーノ

 

カプチーノ過激派自分「うむ、カプチーノ

 

今回のアルバムで一番好きな曲。芋煮会(※)などでは「カプチーノ〜〜〜好き」としか言っていない気がします(

芋煮会:TWEEDEESの新アルバムリリース時にTwitterで行われるイベント。全世界同時に再生ボタンを押し、Twitterで各々好きに感想をつぶやくという緩く楽しい会。芋は無関係。

 

先述のインストアライブでは、「タッターン」に合わせて清浦さんが指を「タッターン」ってするのが好きすぎてなんだよそれ反則だよ!!!となったりもしていました。

今回のライブでもちゃんと手をスウィングさせてくれていて、感無量ですもう思い残すことはない

この曲のギターソロも好きなんですよね、あのコード感の上でソロを取るのはズルい。

このアルバムで学びたい曲NO.1でもあるんですが、難しいんだよなあ……楽譜出してほしいなあ……(チラッ

 

 

(・というかここまで特に語ってきませんでしたが)

 

ギターとキーボードかっこ良すぎでしょ

 

ギターのqurosawaさんが近い側にいたんですが、ハジケてるな〜いいな〜とひたすら思っていました。

時々ステージ後方で沖井さんと向き合って演奏している場面とか、ああいいなあ……(語彙消失)

 

キーボードの井上さんは淡々と端正にプレーしていらっしゃって、非常に好感が持てました。あっ何か上から目線みたいな書き方になったけれど違います好き(

 

ベースとドラムの素晴らしさは言うまでもなく。ドラムのGENさんの安心感すごいなあ。

そして、なぜ沖井さんのベースが目の前にあることを普通に受け入れていたのか自分。

たぶん映像で何度も見てきたからだとは思うんですが、5年前くらい、沖井さんを知った頃の自分に自慢できますよねこれ。

それにしてもすごいテクニック……。そんな奏法あるんだ!という驚きもありました。

 

 

(・そしてついでに)

 

おしゃべり大好きおじさん・沖井礼二は今日も健在 

ライブ前半

沖井「沖井が喋りすぎだっていうクレームが」

ライブ後半

沖井「アリジゴクって知ってます?」

 

 

・東京は夜の7時〜21世紀の子供達

 

沖井「皆さんがよく知ってる曲と、よく知らない曲がありますけど」

聴衆「知ってるよ!」

沖井「優しいですね!」

 

 

えっCDの音ってこの5人編成で出せるの…………!?と思って今CDのクレジットを見返したらほぼいけるんですね。なんとなくもっと大人数のイメージがあって、ビックリしました。音にムダが無い……!

 

「早くあなたに会いたい」を繰り返す度に、清浦さんの表情が移り変わっていく。役者だ。さすが本物の役者だ。

これがプログラムとしては最後の曲なので、皆さん白熱していました。Fooooooooって感じです。楽しくて楽シャスでした。これコメントになってるかな

 

 

・ムーンライト・フラッパー

 

Youtubeでこの曲のライブ映像があるんですが、元々好きな曲がライブ仕様でさらに魅力的になっていて、ああいいなあと思っていたんですよね。

 

www.youtube.com

 

 

それを、まさか、生で見ることができるなんて。

しかもアンコールの一番最後で。

 

Twitterで「ウルッときた」と言ったのはそういう経緯だったんですよね。

 

 

 

「ベイビー」でこっち来てくれないかなという期待は、まあそんな上手く行く訳ないんですが(笑)

サウンドもすごく暖かくて、とても好きな感じ。

良かったなあ、しみじみと良かったなあ、本当に。

 

最後の全員手を繋いで終了っていうのもいいよなあ。

 

 

興奮覚めやらぬまま、一気に書いてみました。

考えてみれば、TWEEDEESは存在こそ認知していたけれど、ライブに参加するまでには

Twitterで界隈の盛り上がりを知る→Twitterでインストアライブを知って参加する→Twitter芋煮会に参加する→……」

というプロセスがあったんですよね。

そして昨日の終演後、他のファンの方々と飲みに行ったんですが、それもTwitterで界隈と繋がったことが発端です。

ここまで行くとTwitterすげえな……と。

まさに「文明の勝利、人類の叡智」(by沖井礼二)

 

 

ちなみに今回のライブ、前半部分をLINE LIVEアーカイブで見ることができます。

前半といっても10曲くらいあるのでは?無料ですしお得ですよ!聞こう!!

live.line.me

 

ちなみにこのLINE LIVEを使って芋煮会が行われるかもしれないので、沖井さんのTwitterをチェックだ!

twitter.com

 

そして、沖井さんは近いうちに何かあるとも仄めかしていましたし、ますます期待が高まりますね。

今後も応援してまいります!

 

 

オマケ:アルバム「DELICIOUS.」リリース時のブログ

というか、沖井礼二という存在について。

yawing-hanon98.hatenablog.com

ヨーロッパ以外も日本で探す

以前、このブログで「日本にあるヨーロッパっぽい場所」を書いたところ、

 

yawing-hanon98.hatenablog.com

 

 

なぜかライターデビューしてしまいました。

 

crazystudy.info

 

いや、経緯は色々あったんですけどね。それは別にいいでしょう。

まさか辺境中の辺境だったこのブログから、こんなきっかけが生まれるなんて。楽しい記事になりましたので、ぜひお読みください!

(先月公開の記事を今さら宣伝する初心者感)

 

 

今回の本題。

この記事が出た後、友人と話しているときに、

「『日本にあるヨーロッパ以外の海外』でも記事が書けるのでは?」

と気付き。結構手持ちのコマがあったんですよね。

まあ、Studyなネタでは無いのでこのブログで消化することにします。

 

 

日本以外と言っても、「大久保や鶴橋で韓国」「あちこちの中華街で中国」「○○料理でその国の気分に」etc. はみんな知っているでしょうし、そういう方向性は外します。

あと、当然ながらテーマパークは外します。具体的にはディズニー、東武ワールドスクウェア、淡路ワールドパークONOKORO等。

こうなると、たぶん前回以上に予想がつかないと思いますが、ご一読あれ!

 

 

(1) トルコ風モスク

 

日本にも当然イスラム教徒はたくさんいます。

そうなると、祈りの場としてのモスクだって必要な訳です。

 

今回ご紹介するのは、東京都・代々木上原にある「東京ジャーミイ」。

 

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元々別のモスクがあったそうですが、老朽化で解体。2000年になって新しく建てられたのがここ。

なんと駐日トルコ共和国大使館の管轄下にある、由緒正しいモスクです。

トルコのオスマン様式という建築だそう。

 

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特筆すべきはその美しさ。

「東アジアのモスクで一番の美しさ」とも呼ばれているとか。

 

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息を呑みます

 

自分は東南アジアのマレーシアとシンガポール――つまりイスラム教徒が多いエリア――でいくつかモスクを見てきましたが、美しさという点では全くひけを取りません。

天井の写真のみ載せましたが、他の箇所はぜひとも自分の目で確かめていただきたいです。

ただ、信仰の場ですのでマナーをお守りの上、静かに観光してくださいね。

 

分からない点があっても、一階の事務所でフレンドリーに対応していただけると思います。

また、その一階にはトルコの美術品が売っていたり、文化交流施設もあったりするので、好きな方にはたまらないでしょう。

 

 

実は、トルコ風に限らずモスクそのものは日本に80ほどあるとか。Wikipediaの一覧を見ているとほぼ各都道府県にありそうですね。

日本のモスクの一覧 - Wikipedia

ただ、信徒以外の見学については未確認ですので、気になる方はお調べください。

ちなみに、日本初のモスクは「神戸ムスリムモスク」だそうです。クイズにありそう。

matcha-jp.com

 

 

(2) 香港・九龍城

 

九龍城。それは香港にかつて存在した伝説のスラム街。

増築に増築が重なり、建物内部は複雑化。行政が行き届かないカオス地帯となっていた場所。

 

を再現したのが、神奈川県・川崎市にある「ウェアハウス川崎店」。

 

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ゾクゾクしますね!

……まあ、一時期よくメディアに出ていたし、結構有名かもしれませんが。

とんでもない廃墟感を醸し出していますが、それはただの演出。ここは健全なゲーセンです。

 

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下の方に筐体が

 

対戦ゲームもクレーンゲームもある普通のゲーセンです。

自分は友人たちと久々のマリカーを楽しみました(不要な情報)

上の階にはビリヤードやダーツの施設もあって、複合遊戯施設、の方が正しいですかね?

自分は友人たちと人生初めてのビリヤードを体験しました(不要な情報2)

 

 

ちなみに。

現在の香港・九龍城跡は公園になっている模様です。

一昨年の香港旅行時に寄れば良かった……。いつか行ってみたいですね。

www.hongkongnavi.com

 

もっとも、香港自体は今でもカオスな街ですが。

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香港「モンスターマンション」には近い雰囲気を感じます。……ここも旅行後に立ち入りが厳しくなりましたが

 


(3) インド風寺院

 

インド料理店って街に山ほど見かけますよね。今や総インド化社会です。

でも、インド風の建物って見かけない。

だから最初にこれを見たとき、なんだこれ、と絶句しました。

 

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デンッ

神奈川県・川崎大師。 

……ここ、川崎大師は関東有数の名刹であり、本殿は日本のスタンダードタイプのお寺だったんですよ。

その裏手に回ると、突然この場所が現れる。

 

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「自動車の祈祷殿の設計の依頼があり、何か変わった建築をとのことであった。ちょうど私は、日本各地およびインドで仏舎利塔(釈迦の遺骨を納める施設)の設計のためインド建築を研究していたので、インド風の設計をした。 

川崎大師平間寺薬師殿 大岡實建築研究所 

 

な、なるほど。

でも、まあよく考えれば、本家インドを意識したお寺が少ない方が不思議なのかもしれません。

 

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ちなみに、近くの大通り沿いにも同じタイプの寺院があります

 

そんな日本では珍しいインド風のお寺ですが、もう一つ認知しております。

東京・築地の築地本願寺

 

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こちらもなかなか素晴らしいので、銀座や築地場外市場にお立ち寄りの際はついでにいかが?

 

 

(4) タイ風寺院

 

タイ料理店って(以下略)

自分にとってタイ近辺は未踏の地域なんですが、あの辺りの写真でよく見るタイプの寺院、日本とはだいぶ違うよなあと思っていました。

 

ところが実は日本にもあるんです。

東京の西側、新中野駅にある慈眼寺。

 

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これこれ!金ピカでとんがり頭で下が丸みを帯びている!

実はネットで別件の調査中に見つけました。あるものなんですね……。

 

先代の住職さんがタイと関わりの深いお方だった縁で、この仏舎利塔を建立した模様です。

仏舎利塔・鐘楼堂 | 慈眼寺

 

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足元にあるモニュメント。たぶんそのご縁の関連?

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鐘楼堂もタイ風

 

ここで1つ述べておきたいことが。

タイに関しては、こちらも推したいんです。

「ワットパクナム寺院」。

 

play-life.jp

 

タイ本国の寺院の「別院」という形で、ものすごくタイ。

写真を見るだけでもその素晴らしさが伝わってきます。

 

でも、ここに行くには骨が折れるんですよね。。

車を運転するか、成田駅からタクシー30分 or 駅からバスで最寄りの停留所まで行き4キロ歩く」のいずれかになります。

どう考えてもこの目的のために1人でやることではないので、誰か運転してください(他力本願)

 

 

(5) アメリカ風住宅

 

アメリカ風の場所はたくさんあります。

たとえば、横須賀、佐世保、沖縄のいくつかの場所、といった米軍ゆかりの土地。

 

でも、アメリカ風の住宅というコンセプトは珍しい。

埼玉県・入間市の「ジョンソンタウン」。

 

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カモンベイベ

昔は米軍基地の関係者が住んでいた区画でしたが、やがて荒廃。21世紀になってから再整備され、このジョンソンタウンが生まれました。

 

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ちゃんと読めばIrumacity

カフェやレストランはもちろん、実際に人が住む住居もあります。

結構観光客いたけど、うるさくないのでしょうか……。

 

 

ちなみに、店はなんでもアリです。 

 

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餃子もあるよ

 

 

いくつか紹介してまいりましたが、若干の心残りが。

どうしてもアジアが中心になってしまうんですよね。

 

本当は「モスク以外のアラブ」「アフリカ」「南米」とかも探したんですが……無いですよね……。

鳥取砂丘で「サハラ砂漠気分!」とかそういうのじゃなくて、建物や街並みの雰囲気的なところで。

 

地政学的&歴史的にアジア・アメリカ系が多くなるのは納得しています(それはそれで興味深い結論です)。

ただ、もしも何かご存知の方がいれば!情報提供いただけると嬉しいです!

ディズニーのアラビアンコーストじゃなくてね!!

 

 

クラリネット古今東西 [2]One Note Samba(谷口英治 meet Triangulo)

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作ったきり全然更新できていなかったコーナー。

……関ジャム(テレビ朝日系)でクラリネット紹介されたんですよ、敬愛する谷口英治さんが出ていたんですよ、感化されるんですよ、そりゃ更新しますよね(?)

 

www.tv-asahi.co.jp

 

 

谷口英治さんは日本人のジャズクラリネット奏者で、この業界ではトップランナーのお一人ですね。またスタジオミュージシャンとしても大活躍しております。

せっかくだから、谷口英治さんの音楽からおひとつ。

www.amazon.co.jp

 

動画は上がったりしていないので、Amazonで試聴という形でお楽しみください。会員ならAmazon Muscでも。

 

クラリネットスウィング・ジャズは常套手段なのですが、それ以降の時代のジャズとなると、なかなかマイナー。

このCDは「クラリネットでサンバを演奏する」という非常に尖ったコンセプト。恐らくほとんどの方はどんな響きになるか想像もつかないと思います。

 

 

聴いてみると、すっごく妖艶で似合っている。

まさにナイトクラブですね。気分はブエノスアイレスサンバだから本当はブラジルなんですが…

 

 

実は高校時代、初めて買った谷口英治さんのCDでした。情報も少なかった時代、当たるも八卦、当たらぬも…!という気持ちで買って、大興奮したことをよく覚えています。

 

オススメは一曲目の"One Note Samba"。というより高校時代はこればっかり聴いていました。

めっちゃくちゃアツい。

ラテン音楽のスタンダード・ナンバーなんですが、自分はこの演奏で初めて曲を知ったために、他の人のアレンジだと穏やかでシンプルに聞こえてしまうんですよね。刷り込みって怖い。

 

 

という訳で、勢いだけで更新しちゃいました。

次回もお楽しみに。変な方向で攻める予定です。