テレワ(ークと焼却ゴミのようなサムシング)
※検索避け的なタイトル(無駄そうな抵抗)
偽ヨーロッパ記事書きたさはあるけど、スマホアプリからだと画像ガビガビになるしそのためにPC立ち上げ&Google Photoから落としてくるの面倒〜〜〜という日々ですこんにちは。ネタは溜まったので今年中には書きたいね(後世のためにも)(??)
某が流行っていつの間にか2年半近く。その間「基本的にテレワーク」だったので、つまり在宅中心生活も2年半近く。
明らかに限界突破してます
どうもサバイバーです。無事に生きてるのかもよくわからんけど。おったまげ。
とはいえこんなブログを書けるというのはまだゆとりあるということでもありますけどね……もっと大変な人からすれば私、ボコボコにされた末に東京湾と大阪湾に一度ずつ沈められます。
まあとにかく、これせっかくだから書き残しておくとなんか良いんじゃね?と思ったのでブログを開いてみました。生産的活動という名のアリバイ作りな気もします。最近ホント何も表立ったことしてないからね……
ちなみに場合によっては消えるかもしれないですこの記事(注意はしつつ書きますけど)
さて、テレワークと書きましたが、前提としては
・在宅のみ(シェアオフィスは基本的にNO)
・週に1,2回は出社
が続いております。それを認識の上でどうぞ。
○マジで引きこもりになる
休日は別として、特に引きこもりたいワケでなくても、気付けば1日全く外に出ない平日があります。
その間PCとスマホばかり見てる訳だからとてもよろしくない。
まず影響するのは睡眠の質。元々そんなによくは無いタイプだと思う(夢よく見るし、かつては寝付きが最悪だった)けれど、放っておくとテキメンに悪くなります。
日光を浴びろと言いますが、特に今の時期の日中は窓からの日光を直接浴び続けるのは死ゾという感じで、カーテンなりシャッターなり閉めると外の時間の流れが……うう何この生活……
あとはやはり動かないので体力も落ちます。普通に休日も疲れやすくなったなあと思います。加齢?はい?
幸いにもポケモンgoという位置ゲーのおかげで外に出る動機はできており、対策としてちょくちょく気晴らしの散歩をしつつポケモンを取り、よろずのことに使ひけり。日光浴びてセロトニンなど出るもよろし。
まあその間スマホ見てるのであんまり良くもないなあ……となるのですが(スマホ閉じて歩いた後と、やっぱり体感で差があります)
○仕事が捗らない
当たり前田の(以下省略)
捗らない。まあ捗らない。
とはいえ内容にもよって、やることの流れがかっちり決まっている場合は問題無いのですが。内容が難しめで詰まりまくったり、相談必須の内容だったりとなると気力半減します……元々相談が本っっっっっ当に苦手な人間なので。
○ロクなことに時間を使わない
人間、1人のときに暇ができると良くないと思います。いや暇ではないんですが。
余計なことを考えたり、普段ならスルーするロクでもないニュースやツイッターの炎上案件をに目が止まってしまったり、3大欲求的な……すみません、でもどうしても出現しそうになります。
……やれやれ……と自己嫌悪になりますね。これこそが一番良くないかもしれません。
あと趣味もほとんど消えました。スマホだらだら現代人。ガッツリ何かする気力が減ってしまったのと、たぶんずっと家にいてオンオフの切り替えが消えたのも大きいのでは……と予想されます。
○出社が激烈にしんどい
そして週1くらいは出社するのですが、これがまあ体に応える。
そもそもテレワーク生活の前は会社から比較的近くに住んでいたのもあり、朝の時間には余裕あり、通勤もあまり問題なし、というゆとり生活でした。部屋はやたら狭かったけどな
ところが在宅環境必須、あと結婚もありそれなりの距離の家に移らざるを得なくなり、結果として爆早起き&東京's満員電車にウェルカムされます。
起きることはできますし、電車も一応は慣れてきましたが、引きこもり生活とのギャップがすごい。ギャップ萌え。萌えない。燃えないゴミ。燃やしたいゴミ。
先述の体力の低下がここに来るんですね。たぶん思っている以上の心身的ストレスなんだと思います。
○出社すると意外と捗る
オフィスって……仕事をする場所なんだ……と感動します。
環境が整備されている、余計な誘惑がない、その場に人がいるので相談も比較的しやすい、というか色んな人と会話ができる、孤独じゃない。
別にそこまで会話を欲するタイプではないですが、ゼロはゼロで向いてないタイプなので、程よさ……
しかし帰りのラッシュで疲労して帰宅時にはもう🙅♀️
○出社時に寄り道しなくなった
お金の面から見れば悪くは無いんですけどね。
ちょっと○○行くか〜みたいなのは消え失せましたね。疲れた。とにかく早く帰りたい。
まあこれは結婚して生活スタイルが変わったこと、家まで距離ができたこと、某の影響でイベントが減ったり外呑みを避けたりするようになったこと、と複合的要因だとは思います。
○あと
痔になりました。
直接的原因は自転車ですが、絶対座り時間が長引いたせいもあります。手術もしました。皆さんSiriは守りましょう
○結局
ただでさえ……というご時世の中、本当に体力が落ち、気力が減り、精力的になれる趣味も減りました。あと季節感も薄まりましたね。
諸々はもう加齢のせいにしてもいいです、いいですが、季節感くらいは欲しいですよね。
というかそもそも就職してから季節感取り戻すのにずっと必死な気もしますが……??
とりあえずテレワーク……良い面も悪い面もありますが、総合すると向いてない……
かといって毎日長距離通勤なんて絶対絶対絶対に嫌なので。鋼を上回る意思を見せつけます。
職住近接、テレワークも選択可能、くらいが一番理想的なのかなあと思います。オフィスワーカー続けるならね。
移住……別の仕事……最近先行きについて色々考えることが増えまして、まあどうするかまだまだ未定なのですが、この経験をベースにそろそろ次の段階に進んだ方が良さそうだなあと改めて思いました。
テンションで一気に書いちゃったのでなんか抜け漏れありそうですが、ここらで店じまいいたします。
とりあえずよく寝ましょうね、明日は出社で早起きなので。
………………はあ………………(1ギガグラム相当の溜め息)
東京、自分への八景
関西から首都圏(神奈川→東京)に引っ越して、なんだかんだそれなりの年月が過ぎ去っていった。
途中に新型(略)というイレギュラーがありつつも、意識的に東京の色んな場所に行き、色んな体験はしてきたつもりだ。
それでもなお、行き尽くせない、経験し尽くせないのが東京というものらしく、本当に恐ろしいところやのう……と改めて感じている。
神奈川・東京に住んでなんだかんだそれなりになってきたので、さすがにあちこちの名所は訪れてきたけれど、それでもまだまだ行き尽くせていないのが凄いなあ
— 倉海葉音@M3のCD通販開始! (@hano888_yaw444) 2022年6月15日
国技館や神宮球場は中入ってないし、高尾山は登ってないし、新しいスポットもどんどんできてやはり行けていない(SHIBUYA SKYとか)
さて、そんな中で、過去の自分(あるいは東京未経験かつ過去の自分に似た誰か)に
「東京でどこに行っておくべきか」
を考えてみると、これはなかなか楽しいなということに気付いた。
とはいっても、普通すぎる所を述べても仕方がない。
東京スカイツリーや渋谷のスクランブル交差点はド定番がすぎるし、東京駅や新宿駅周辺は訪れた際に乗り換え等で必ず通ることになる。
有名ではあるけれど、ほんの少しだけ定番を外した──そんな感じの場所(あるいは体験)をまとめてみたいと思う。
もちろん人によって様々な意見があるだろう。この文章の内容は別に誰かに勧める訳ではなく、単に自分の楽しみとして書いていることにご注意願いたい。
(ちゃんとした東京観光情報が欲しければ、そのブラウザでちょちょいとお調べくださいましませ)
1. 赤坂離宮
東京だとこれは絶対に外せないな、と私は思っている。
豪華。とにかく豪華。その一言に尽きる。
金ぴかの内装。嘆息するほど美しい部屋。超一流の作家による絵画や装飾。
もちろん世界中を見渡せばもっと豪華な場所はあるだろう。それこそ王族の城や宮殿だとか。
ただ、日本で、一般人がこのセレブリティを味わえるのは間違いなくここだけだと思う。「東京のど真ん中によくこんな大きさで建てましたね??」というクラクラした気持ちにもなるかもしれない。
まあ、それは、公共空間(?)なのに入場するだけで千円以上要するという懐的な経験も含めてなのかもしれないが……
(ちなみに内部は撮影禁止)
2. 八王子駅
東京駅からJR中央線に乗り、ひたすら西を目指す。
いや別に新宿駅からでも構わない。
まず、高架からの眺めに「東京はどこまでも街が続く」という気持ちが沸き起こるかもしれない。街が途切れるのは多摩川を渡るほんの僅かな時間のみ。ちなみに目的地の八王子駅から先もまだ少し街は続いている。長え。
そして。辿り着いた八王子駅を見て、「東京は、こんな端の方でも地方中枢都市クラスの街があるのか」と驚く。巨大な駅ビル、都会サイズのビックカメラ、駅前に広がっている繁華街。
これは実際、就活で初めて八王子を訪れたときの私の感想である。
特に「雪が降るのは八王子から」「八王子は山梨」のようなワードをそれまでに見聞きしていると一層驚くことだろう。これをネタにしている東京、何??
ちなみに東京の話なので八王子駅としたけれど、東海道線で神奈川県の藤沢駅、総武線で千葉駅、宇都宮線・高崎線で埼玉県の大宮駅に行っても良いかもしれない。
関東平野の広さ、どこまでも街が続くということの意味、都心から離れたのにまだ都会があるという驚嘆。
3. 品川埠頭
虚無の埋立地というものは日本全国割とよくあるかもしれない。
私の出身の関西でも、大阪や神戸に虚無っぽい場所を思い浮かべることができる。
ここを訪れるのは、休日の昼間、それもできれば夏が望ましい。
倉庫街には人の姿がほとんどない。時々車が通るだけ。日陰のない、うだるような暑さの中、虚無を歩き続ける。
しかしここには恐らく常に人がいる。
「東京出入国管理局」があるのだ。
人の無さと、今まさに起こっているかもしれない何かしらと、朦朧とする頭で歩く。立ち入り禁止の駐車場の向こうにはレインボーブリッジが見える。賑やかな休日のお台場へと繋がる橋。
やがて埠頭の端まで来て、グラウンドで野球する人たちの姿が見えたとき、あるいは埠頭から出て天王洲アイルか港南エリアのマンション街を歩くとき、ようやく人心地つくことだろう。
ここではとにかく「ありのままの高級民族」を見ることができる。
大使館に囲まれた超セレブエリアにある公園。横には全く知らないが絶対高級そうなスーパー。観光地でもないこの一帯を出入りするこの人間たちは、一体何者。
(一応、近くには区の施設や東京都立図書館もあるけれど……)
まあ、六本木ヒルズの下の毛利庭園や、渋谷の松濤、千代田区番町や代官山なんかでも良いのかもしれない。
東京には、一般庶民には想像も憧れも抱かない、高級な方々の日常が当たり前のように存在している。
5. 南大沢
ニュータウンは全国のあちこち、都市圏の近くならばだいたい存在している。
ただ東京のニュータウンはちょっとモノが違う、と思うのが南大沢を歩いているときだ。
駅を出てゼロ分で南欧テイストのアウトレットモール。その奥には東京都立大学の洒落たキャンパスがあり、その周りにはこれまた南欧じみた色合いのマンションが立ち並ぶ。
どれどれどんなマンションが、と見に行くと、あまりの連続っぷりに唖然とし、やがて引き返すことになる。私はまだ全貌を知らない。
ちなみに駅の反対側には巨大なイトーヨーカドーと別の巨大な商業施設。その先にはマンションや戸建てがずらりと並ぶ。こっちにも??どこまで??
そしてこれは「多摩ニュータウン」と呼ばれるエリアのほんの一部でしかないと理解し、その壮大さに首を傾げるのだ。
6. 品川駅(平日朝)
東京の通勤ラッシュの激しさは誰もが知識として持っているし、ニュース映像でも度々見かけることだろう。
平日朝は東京、新宿、渋谷、どこのターミナル駅も人だらけ。いやターミナル駅でなくても人だらけ。本当にこんなに人が住んでいるの?
ただ圧巻さという点では、品川駅中央の通路をおいて他にない……と思っている。特に港南口方面。
だだっ広い通路を埋め尽くす人、人、人。
全員が同じ速度で、無心で、出口へと向かう。
どこまで行っても人波は途切れない。前を見ても後ろを見ても同じ構造が繰り返されている。
何十メートルの長さを、一直線に、波は乱れず動き続ける。
もし余裕があれば、通路の途中、上階にあるスタバから見下ろしてみると楽しいはずである。
一般参賀の際の皇族はこんな気持ちに……ならないだろうな、たぶん違う。
7. 東京大学本郷キャンパス
東京ならではの景色、といえば、ここも忘れてはいけないのかもしれない。
もちろん「日本の最高峰」への興味や、赤門・安田講堂・三四郎池といった有名スポットの観光目的でも良いのだが。
特筆すべきは、戦前の建築が相当な密度で残っていることである。
それも、「内田ゴシック」という同様の形式の建築が。
いやそれだけなら一橋大学や、関西なら京都大学や同志社大学なども良い線をいっているかもしれないが、ここまで「重厚」で統一された大学を、ちょっと日本では私は思いつかない。
歩いていると、まるで空間自体が「賢くあること」「権威たること」を要請しているかのように感じてくる。
正直に言えば内田ゴシック、並びに東大の権威性はあまり得意ではない。
それでも、自重と外圧に一切惑わされず、日本の中枢であり続けているこのキャンパスに、私は尊敬の念を覚えている。
8. そこらの住宅街
朝、自分の部屋で目覚める。ゴミ出しだか早めの出勤だかで外に出る。登校する子供たちの姿がある。いくらでも存在する。
保育園の側を通る。わーきゃー叫び声。いつもいつでも賑わっている。
夕方、家の前で、あるいは近くの公園でいくつものグループの子供たちが遊び回っている。
東京にいると、少子化?何それ本当?という気持ちになる。
恐らくもう、地方の多くの場所では失われつつある光景だろう。
子供の減少が原因か、あるいは東京の人口密度の高さが原因か。
東京は常に新陳代謝と共にある。人、物、店、人、…………。
ここで生まれ育つ子供たちは、どのような目で、東京という世界を見つめるのだろう。
東京に住み始めてから、しばしば、そんなことを考える。
──多分に(余分に)感傷を含ませつつ、様々な「東京」を挙げてみた。
何度も言う通り、これはあくまでも個人的な好みや趣向や経験をベースとして書いている文章である。
そう、ここは人によって見え方が全く異なる街。
1400万人と、通勤で訪れる隣県の人々と、ビジネスや観光で訪れる無数の人々と。
同じ自分でも、住む路地1つ、生きる時代1つ、行う体験1つ違えば、また別の「自分が自分に勧めたい東京」が出てくることだろう。
東京は、1つの人生で味わい尽くすには、あまりにも広く濃く短く、深い。
しかし、ここで挙げてきた景色が、私の東京観を醸成してきたこともまた、疑いようのない事実なのだと思う。
東京をただ遠い場所としていた過去の私にも、見せてみたい「リアルな東京」の景色なのだと思う。
デジタル田園都市線の車窓から
あけましておめでとうございます
(今年一発目のブログなので)
🤔
ブログを寝かせている間に世界はどこかに進んでいたようです。
という訳で、
東急降り放題きっぷで無限に降り放題できるので、デジタル田園都市線を無限に学んでいるところです。 pic.twitter.com/OMoFZOooxz
— 倉海葉音 (@hano888_yaw444) 2021年10月2日
時代の流れを学ぶため、時代の最先端をいく路線、東急デジタル田園都市線にのるるんした話でもします。嘘です無関係です
なお関西の人は南海高野線・林間デジタル田園都市駅に向かえば何か分かるかもしれません(自然豊かなニュータウンです🌲🌲🌲)
田園都市線は渋谷駅〜溝の口駅の区間のみ乗車済みで、それ以降の神奈川県feat.町田エリアは初上陸でした。
そもそも観光路線でもないので、住民でもない限りなかなか乗るタイミングは無いですしね。
それでも見どころは色々あり、
例えば博物館でデジタル化への道を学んだり、
デジタル化前の田園都市線も学んでいます
— 倉海葉音 (@hano888_yaw444) 2021年10月2日
こう見ると玉川線って結構近年まであったんですね pic.twitter.com/4a1PRgnmzn
神奈川県唯一の旅客用国際空港を眺めたりしていました。
たまプラーザなんですかこれは、京都駅か広州白雲国際空港ですか pic.twitter.com/honUpH3pqj
— 倉海葉音 (@hano888_yaw444) 2021年10月2日
さて冗談はこの辺にしておき、
東急と言えば「オシャレ」なイメージ。自由が丘に中目黒。
特に田園都市線と言えば「セレブなMadam」というイメージが強く刷り込まれている方も多いことでしょう。特に多摩川以遠の多くは東急がメインとなって開発された丘陵地、計画的洗練エリアというか。
実際、乗客を眺めていても落ち着いた方ばかりだな〜という印象で、駅の構造や周辺の街並みも先述のたまプラーザをはじめとして「あーオシャレだなー」と。
(教育の意識もHigher than the Sun)
ところが、少しそういったイメージと異なる場所もありまして。
他社線との乗り換え駅です。
例えば、長津田に関しては降りていませんが、車内から眺めていて明らかに雰囲気の違いを感じました。
漂っていたのは、乗り換え先、JR横浜線のにおいとも言えるものでしょうか。
横浜線は、横浜市の中心地から郊外を通り八王子まで繋がる路線。日本近代の「絹の道」とも呼ばれるルートで、要するに現行の田園都市線よりずっと歴史があります。
少し離れると綺麗な戸建てが建ち並んでおり、東急的香りはもちろんあるのですが、駅近くに年季の入った家?店?があり、横浜線の良き古さが隠しきれていない。
特に面白かったのが中央林間駅。
小田急江ノ島線との接続駅なのですが、東側が東急、西側が小田急という形で分かれております。
……どっちがどっちかはすぐに分かりますね。
シャレオツなモールが置かれた東急側に対して、小田急側は小田急沿線的駅前感としか言いようがないような、小さな雑居ビルと商店街が合わさった長閑さを提示していました(これは感覚的なものなので説明が……)
いや小田急側も駅を出た正面にはサンマルクカフェでオシャレポイント加算なんですが、配置の仕方というか建物の感じが。見事に駅の東西で分かれていました。
溝の口なんかは駅舎を出るともうほとんど東急感は無くて、強いて言うならニョキニョキ生えてる高い商業ビルがプチ渋谷やプチ武蔵小杉なくらいで、もうカンペキにカワサキ=南武線沿い=カルチャーです。
上に挙げた3駅は、いずれも田園都市線ができる前から街(町)があり、JRや小田急が走っていました
汽水域、という言葉を思い出します。
河口などで淡水と海水が混ざり合う場所を表す言葉ですが、こういう複数の文化が混在している地域のたとえにもしばしば使われているように思います。
勝手に例示するなら、トルコのイスタンブール、スペインのグラナダ、チュニジアのチュニス、……。そういった場所は独特な魅力を漂わせて、昔から多くの旅人を惹きつけてやみません(自分もいずれ訪れてみたいものです)。
先ほど挙げた3駅は、いずれも田園都市線ができる前からJRや小田急が走っていました。
東急によって創られた東急ブランドワールドと、元から存在していたローカルな、ディープな空間。
寸分の狂いなく、綺麗に整備された街もとても好きです。でも文化の混ざり合いがある場所は、好み云々を差し置いて「面白い!」と思います。そしてどうしてだか印象深く記憶されるものです。
この面白さは、ネットで調べた(デジタルな)情報だけでは体感しきれないものだと思います。
新か旧かではなく両立。ゼロとイチのデジタルではなくグラデーション。
今回はデジタル田園都市線の旅を経ることで、「街の面白さ」についての学びを得ることができました……と良い感じにまとまりましたね(?)
最後に駅名標長すぎ案件を載せて、それではまた。
(これを見て初めて"Grand"+"berry"か〜と理解しました。いやGrandなberryって何なのか分かってない気もしますが)
満員電車回避についてのメモ〜首都圏内移住〜
「都心に出やすく緑豊かで水辺もあり災害に強く閑静で窮屈感がなく寂れておらず本屋と100均があり街が近く電車が混雑せず家賃相場が安いエリア」
— 倉海葉音@秋M3茶-008(Musique au lait) (@hano888_yaw444) 2020年8月27日
こんな世迷いごとを口走ってますが元気です。
就職により神奈川県に上京(上京?)した頃から、「首都圏の電車混雑ヤバい〜〜特に東京の通勤電車とか一生乗りたくね〜〜」と思っていましたが、
その数年後なぜか東京の会社に転職することになり、
その辺りから「混雑率」「始発駅」等を調べるのが趣味となり、
気が付いたら昨今のわやわや(伏せ字)で「混雑しない電車」の重要性を痛感することとなりました。
東京は良い所です。
文化の集積地かつ発信地。下町に残る良き江戸文化。壮麗な近代建築たち。海や川もあって散歩に良い。etc.
都心近くに住めば「職住近接」が果たせるだけでなく、日々色んな刺激に触れることができて、好奇心旺盛な自分みたいな人間には多数のメリットがあります。
でも「職住近接」をするにはあまりに家賃が高い!!
そして部屋だったり住宅街だったりが狭苦しい!!(※場所によるけど)
あと川が汚いし緑も少ない!!(※これも場所によるけど)
都心・幅広・地主jr.とかいう最強スペックならいざ知らず、普通のサラリーマンという身で職住近接を果たすには、狭くて家賃が高い部屋に住み続けることになります。普通にしんどいです。
かと言って例えば部屋の広さを求めれば、少し郊外に移ることになり、あの通勤電車が……くぇぇ
「始発駅近くに住んで座れば良い」というのも、昨今の例のアレを思えば、満員電車という環境自体を……避けたいよね……
テレワークも広まってきていますが、このまま一生通勤ゼロというのも現実味がないでしょう。お客様との諸々とか、直接でないと難しい会議とか。
(というか在宅ワークが続くのも結構しんどいと気付く今日この頃……せめて海沿いのカフェとかでやることを許してくれ……)
個人的には、都心近くに住むメリットは、この何年かで充分に享受しきったとも言えます。たくさんのイベントに参加したり、あちこちにライブを聴きに行ったり。だから都心にこだわる必要も無し。たまに行けるくらいの距離感でたぶんOKです。
「やはり都心から少し離れた会社に転職すべきでは?」
「緑溢れる世界で穏やかに過ごすのが人間では?」
「時代は多摩か?」
とか最近頭をよぎります。
まあ、転職という強硬手段の前に。
綺麗&安い&駅近&広い部屋かつ住みやすいエリアを実現し、通勤ラッシュを避ける手段は本当に無いか、と頭を整理してみます。
物件は分かりやすさ(比較しやすさ)のため、
・一人暮らし用
・築20年以内
・20m^2以上
・駅徒歩10分以内
で検索(2020/08/30、SUUMOにて)。
路線に関しては、とりあえず混雑率150%を切っていて、都心(山手線エリア)まで来ている物をピックアップします。
※なお、こういう記事は世の中に無数にありますので、ただの自分の脳内メモと思っていただければと思います。
ちなみに混雑率の数字について、大阪人向けに言うと、
御堂筋線が混雑率151%です。
(……ほとんどの路線がこれ以上ってなんやねん……)
・混雑率の参考資料
https://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo04_hh_000077.html
1. 南側 神奈川県+城南エリア
・京急本線(混雑率143%)
京急はいいぞ
隣にJRの東海道線(191%)、京浜東北線(185%)という「グローバル・スタンダード」(グローバル?)な2路線が並走しているおかげで、比較的混雑がマシな路線でもあります。
いや実際は数値よりもっと混んでそうな気もしますが、巨大ターミナルの横浜駅で結構入れ替わりますし、そういう意味でも東京寄り通勤には確かにマシなのかもしれません。
浅草線(混雑率133%)に乗り入れているのもありがたい話。
東側勤務ならほぼ一択では、、と思いたいところですが、朝ラッシュ時には東海道線の方が圧倒的に速いのはそれもそう。京急は朝ラッシュ時は遅いので……。だから人々は横浜で東海道線に移り、少し空くという流れです。
沿線自体も空港、動物園、港、海水浴場、と魅力は多数あります。
まあ……鎌倉まで行ける横須賀線、横浜の主要エリアを結ぶ京浜東北線、熱海まで繋がる東海道線、…………ライバルも強すぎますが。
あと「緑豊かで閑静な」みたいなのを目指すなら、横浜駅以南……都心まではやや遠い上に上記の混雑区間を含みますね。難しい。
あと、東海道線とか京浜東北線が止まった瞬間に地獄が始まります。
こっちこないで流れてこないで
物件:
6.5万円〜(都内)
6万円〜(横浜以北含む)
5万円〜(神奈川全域含む)
・東急池上線(混雑率131%)
蒲田から五反田をカーブして結ぶという、少しローカル感漂う路線。
確かに混む要素は少ない……のですが、そもそもが3両なので、数値よりもう少し混んでいるのでは?という路線ではあります。
住みやすい住宅街が多くて良いんですが、都内で完結しており、大田区であっても家賃は東京基準……いや都心からの距離に対して充分安いのですが。
やはり山手線南側から選ぶのは難しいのか……。
物件:7万円〜
・相鉄JR直通線(混雑率??%)
君がいたじゃん。
昨年末にデビューしたばかりの都心直通線。
JR直通線の混雑率はまだ不明ですが、そもそも相鉄線の混雑率は135%です。それが横浜方面とJR方面に分散されているのだから、これは空いているはず。
色々調べても「混雑やべえ」みたいな話が出てこず、武蔵小杉の混雑緩和に役立っているというメリットばかり出てくるので、実際混雑はマシなのでしょう。
後述の通り家賃相場もマシで、落ち着いた住宅街も多い印象ですし、これは良いです。
所要時間は、西谷〜大崎(分岐点〜山手線エリア)で30分ほど。意外と良いのでは。
都心の東側勤務なら地獄の横須賀線(197%)乗り換えとなるので、西側orりんかい線エリア勤務向けですね。
……今後の沿線開発で人が増えたらどうなるかだなあ。
物件: 5.2万円〜
[余談1] ---
今回の話とは関係ないですが、横浜エリアだけの話ならば地下鉄ブルーライン(混雑率140%)も良いです。
さらに上り方面ならもう少し混雑がマシだった記憶。
--------------
2. 東側 千葉方面
・京成本線(混雑率130%)
・京成押上線(混雑率149%)
※北総線(混雑率91%)
メトロ東西線とJR総武線に人が流れていくおかげで、通勤的な意味では救われている路線です。
京成本線は日暮里or上野勤務で無ければ、乗り継ぎ先で混雑に巻き込まれそうですが……。
押上線は浅草線直通。京急と同じく混雑マシ→混雑マシの流れはいい感じですね。
京成沿いは家賃こそ安いものの、都内通勤に便利な範囲では、なんというか場末感のある街が続いています。
ニュータウン感が欲しければ北総線でしょうか。京成への直通を活かせば、空いてる電車に乗れて、家賃安めで落ち着いた郊外を両立できます。
……電車賃だけなんとかなれば。
(cf. 東松戸〜京成高砂7.5kmで450円)
物件:
6万円〜(都内)
5.3万円〜(船橋以西)
4万円〜(千葉全域含む)
4.5万円〜(北総線のみ)
[余談2]
千葉方面、都営新宿線とかどうかな〜と思ったら156%……思ったより混んでますね……(最混雑の時間は短そうな気もしますが)
3. 北側 埼玉方面
・埼玉高速鉄道線(混雑率128%)
めっちゃ空いてますね……
実は未踏の地なので調べた範囲の話でしかありませんが、比較的新しい開発エリアなので、沿線も住みやすそうだなーという印象です。それでいて家賃も埼玉県価格ですし。
ただし、ほとんどの人は直通先のメトロ南北線(159%)まで乗るはずなので、それなりには混み合うことに……まあ行き先次第ですね。山手線内の中心部勤務なら割とオススメでは。
物件:5.2万円〜
・東武東上線(混雑率136%)
……ホンマか?(埼京線辺りと比べて)
と思ったのですが、たぶん和光市でメトロ有楽町線、副都心線に乗客が分散されるからでしょうね。
数字が正しいなら、池袋勤務の場合これ一択では。
直通先も、副都心線なら混雑率152%とまだマシなレベル。それも池袋までの区間の数字なので、新宿・渋谷方面勤務には良いのかも。急行は混みそうですが……。
沿線は、「田園都市」的な環境を求めるのは違いそうですが、庶民的で住みやすそうなエリアという印象です。
唯一、事故の遅延が多いのは結構気がかりですが……。
物件:
6万円〜(都内)
5万円〜(川越より南)
4万円〜(埼玉全域含む)
[余談3]
東武伊勢崎線は150%で微妙なところですが、山手線直結では一応無いので。
ただまあ、押上or浅草から浅草線を使えるルートなら、混雑も一応マシかと。メトロは……大変そうですね……
4. 西側 新宿以西、多摩方面
JR中央線(緩行)(混雑率95%)
東京メトロ東西線(東向き)(混雑率130%)
大混雑のJR中央線(快速)を横目に並走するこの2路線。どちらも三鷹からのスタートです(メトロは厳密には中野から)。
まあ中央線の快速はもっと遠くから来ていますし、人々は少しでも速く新宿や東京まで行きたいので、こちらには流れないのでしょう。
……でも、混雑率182%が真横を通っているってヤバすぎません……?
つまり京急と同じ流れで、トラブル時の流れ込みに不安がよぎります。
……あとそもそもの問題として、三鷹以東って普通に人気エリアで家賃相場安くない&閑静な場所限られるのでは……?
物件:7万円〜
・京王井の頭線(149%)
ギリギリ滑り込みセーフ。
吉祥寺〜渋谷を結ぶ路線。地下鉄乗り入れも無いので、渋谷周辺エリアの勤務ならというところですね。
でも新宿勤務の場合も、京王本線や小田急線の各停に乗り換えれば……混雑回避ワンチャン……?
杉並区の中間駅ならまだ家賃は抑えられそうな雰囲気です……が、それでも23区価格。
物件:7万円〜
[余談4]
ちなみに多摩方面から直通する路線について、該当するものはありませんでした。
京王相模原線(124%)
小田急多摩線(72%)
JR青梅線(131%)
……とかなんですが、その先の混みようが……
安い・広い・綺麗・便利の最強エリアなんですが、やはり通勤を考えるとネックが……
というわけで、「混まない&安く住めそう」な場所を選ぶと、
……となるのですが、ホンマか……??
混雑率がマシなのは確かなのでしょうが、いやそもそも130〜140%あれば「割と人いるなー」となるレベルな気がするんですよ他地方なら。
「押し合いへし合いが無い=混んでいない」ってなんか猛烈に違和感が……
家賃的には確かに抑えられますね。北総線、埼玉高速鉄道線辺りは綺麗な感じも求められそう。相鉄線や東上線もある程度は。京成や京急は「安くて綺麗な街」を求めるとちょっと都心まで遠い……?下町感や雑多な感じは楽しいんですけどね!
そしてここまでまとめておいて、若干の虚無感……
やはり都心勤務は混むものと思うべきか。そう考えるとやや郊外で職住近接を目指す方が合理的……?
やはり多摩か?(なんとなくこのフレーズ気に入った)
聖蹟桜ヶ丘とか多摩センターとか好きだぜ?(聞いていない)
※多摩エリアも新幹線が遠いなー空港が遠いなーとか色々課題ありますよね
何か考えが変わったりしたらまた更新しますたぶん。
以上です。特にオチは無いよ
ひろがれ!偽ヨーロッパ (偽ヨーロッパ[5])
少し間が空きましたが、Hola!
偽ヨーロッパ記事の第5回です。
(もう5回も書いたの……?と自分で少しビビっている)
前回の記事では、ついに関東からの脱出に成功しました。
筆者が東京に住んでいるため、どうしても内容は関東に偏りがちです。ただ自分自身が関西出身ということもあり、他の地域もちゃんと取り上げていきたいんですよね。
今回ご紹介する偽ヨーロッパは、全て関東以外の地域。この数ヶ月のうちに訪れた新鮮な偽ヨーロッパたちです(?)
極上のラインナップをぜひお楽しみください。
1. 日本食研「KO宮殿工場」(愛媛県今治市)
やってきました、四国は愛媛。
日本食研は言わずと知れた大手企業。ハムとか焼き肉のタレとかが有名ですね。
その潤沢な資金を有効活用して(?)、なんと、
自社の敷地内に宮殿を造りました。
こちらは今治市にある「KO宮殿工場」。
その名の通り、れっきとした工場です……が、物凄く豪華ですね。
この建物は、オーストリア・ウィーンにある「ベルヴェデーレ宮殿」を模して造ったそとのこと。
なぜオーストリアの宮殿?
というのは、こちらの説明を読めば分かる通り、
「ハム・ソーセージの本場はドイツ」
…………。
(なんでドイツの宮殿じゃないの…………?)
ま、まあ、オーストリアもドイツ語圏ですからね、そういうことでしょう。誤差誤差。
ちなみにこの年(2019年)、偶然にも春にウィーンを訪れていたのですが、
・日本食研
・日本食研
えっ再現度ヤバすぎでは?(狼狽)
ここで働いていたらちょっとした自慢になりそうですね。「宮殿で働いているんですよ〜」ってめっちゃ貴族気分。
ここを知らない方からは妙な心配をされそうな気もしますが……。
いや、しかし本当に凄かったです。スケールと精度の高さ(と色々な遊び心)で非常に楽しめました。
見学について。
工場見学の場合は事前申し込み必須&有料です。ただ、お庭の見学だけなら無料。今回(2019年8月某日)は予約せずとも、当日、守衛の方にお話しすればOKでした。
コース制限に加えて時間制限もありますが、散歩してショップを覗いて〜でちょうど良いくらいでしたね。
街中からは少し離れていますが、敷地の横には海岸もあって良いロケーションです。今治にお越しの際はぜひ。
そして定番の噴水と石畳。
ちなみに、第2弾として「シェーンブルン宮殿工場」も完成間近とのことです。
今治市のウィーン化が進む。
2. タワーモール久留米 (福岡県久留米市)
偽ヨーロッパ、九州に初上陸。
JR久留米駅のすぐ目の前にある商業施設。
赤レンガ調で統一されていて素敵ですね。
実はこの場所、存在を一切知らなかったのですが、久留米を訪れた際に偶然見つけて撮影してきました。察知能力、徐々に磨きがかかってきております。
赤レンガ=ヨーロッパなのか、と言われれば難しいのですが……この雰囲気には偽ヨーロッパを感じても差し支えないでしょう(?)
看板もあのオシャレなやつですしね(語彙不足) (たぶん「袖看板」)
中央広場と石畳。立派に偽ヨーロッパですね。
3. マリゾン (福岡市早良区)
再び福岡県。
福岡市の北側には「シーサイドももち」というエリアがあり、その名の通り海沿い・イケイケ・ロケーションな訳ですが、
こういう場所には偽ヨーロッパが付き物です。
南国リゾート風の結婚式場ですね。淡い色合いがとても素敵です。
以下の写真の通り、その表口に面してお店もいくつかありまして、どれもヨーロッパ的雰囲気が漂っております。今回は、このエリアをまとめて偽ヨーロッパと認定しようかなと。
かなりテンションが上がっておりますが、実は偽ヨーロッパ第一回の記事でも「行きたい場所」の一つとして紹介しておりまして、そのときからずっと狙っていた場所なんです。
(参考)
というか去年の2月には飛行機のチケットまで押さえていたのに、体調が……くうぅ……!
という訳で念願叶ったりでした。曇っているのは残念ですが、それでこのポテンシャルですからね。ブラボー。
ついでにここ、実は、結婚式場の裏手に船の発着場なんてものもあります。
時間の都合上、船には乗りませんでしたが、せっかくだから周囲を観察。
あともう一つ、面白い絵面を。
この背後には福岡タワー(234m)があるのですが、そこからこの場所を見下ろすと、
世界の果ての偽ヨーロッパ。的な
いいですね~〜〜グッときます。
そういえば雲で誤魔化されていますが、一応奥には島があるので、晴れていたらこの「最果て感」は出なかったのかも。そう思ったら曇り空で良かったですね。
4. 三井アウトレットパーク マリンピア神戸 (神戸市垂水区)
最後は関西からお届け。
アウトレットはヨーロッパっぽい雰囲気を醸し出していることが多々ありますが、その中でもこちらは神戸の「海」要素をフィーチャーした造りが特徴的です。
雰囲気的には南仏辺りがモチーフでしょうか?
イメージで語っておりますが、たぶん大外れではないはず。
所用のついでに訪れたので、あまりゆっくりと見て回れなかったのですが、写真はたくさん撮ってきました。
一緒に愛でましょう。
開放感とカラフルさが良いですね。
訪問時は一月の午前中だったので、人も少なめでラッキーでした。
また、海沿いということで、横にはマリーナがあります。
お船がたくさん。
そして謎の帆船も存在。
時期によってはイベントやイルミネーションとかもあるそうです。
『サマーシップファンタジー』開催!マリンピア神戸のシンボル、船の広場の帆船がショーアップ! | 神戸っ子
このときもウインターイルミネーションなるものの設備が。生だとどんな感じなのでしょう。ちょっと見てみたいですね。
ちなみにこのアウトレット、神戸市のJRまたは山陽電鉄の垂水駅から徒歩圏内というGoodな場所にあります。
というかそもそもこの辺り、
・落ち着いていて治安の良さげな街
・近くにはアジュール舞子という海水浴場もある
・明石海峡大橋が目の前で、淡路島も遊びに行きやすい
・三ノ宮まで20分、大阪まで50分
・おまけに2路線使用可能
という超絶的な好条件で、というか自分の求める要素が揃いすぎていて、
すみません誰かこの街の土地をください。
(※ 冗談です)
まあ、住むとまではいかなくても、気候の良い時期に数日間のんびり滞在とかしてみたいですね〜。そしてこのアウトレットでゆっくり買い物→海側のレストランでランチがしたいところです。
以上です。
東京ほど一つのエリアに集積していることはありませんが、このように、他地方にも良い偽ヨーロッパは点在しております。
ただ、点在している=回るのにも一苦労ということ。まだまだ目星をつけている場所はあるものの、網羅はなかなか難しそう……!
まあ、個人の趣味的な活動なので。ゆるゆると、ただし狙えるときには果敢に回収していきたいですね。
単純に、偽ヨーロッパは歩いていて楽しいので。
それでは。Adios!!
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前回の偽ヨーロッパ
偽ヨーロッパ栄枯盛衰(偽ヨーロッパ[4])
前回の偽ヨーロッパからだいぶ時間が経ってしまいました。
何分、中の人が相当多忙(ほぼ創作活動が理由)(自業自得)なものでして……
まとめないよりかは、いけるときに書き出しておこう、ということで。
偽ヨーロッパ第4弾です。
こんな感じなので、今回はテンション普通かもです。
いつもがおかしいだけ説は充分にある。
ちなみに、今回から関東以外にも進出していきます。ようやくですね。
ただ、今回は……いえ、まずは読んでいただきましょう。
1. スタジオEASE 目黒 (東京都品川区・目黒駅)
東京、山手線の主要駅の一つ、目黒駅。(そういや品川区だったな……)
この辺りで車窓を眺めていて、もしかしたら洋風の建物が並んでいるのを目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
その正体がここ、スタジオEASE。
名前の通り、実は撮影用のスタジオなんです。
だから、内部は基本的にスタジオの利用者しか入れない……訳なんですが。
時々イベントを行っておりまして、その際は一般の方でも普通に入ることができます。
一番狙いやすいのは、月二回ほど開催される「路地裏ダイニング」。お食事ができるイベントです。
公式インスタグラムで情報を確認できます。
https://www.instagram.com/studio_ease/?hl=ja
なお、「路地裏ダイニング」は18時以降に行われるイベントのため、たとえば今の時期(11月)だともう真っ暗。
だから今回並べている写真は、明るいときを写すために、日照時間が長い5月の晴れた日に強行日程を組んで行きました。
もちろん夜も素敵な空間なので、そちらを楽しみに行くのも良いと思います(※というかコンセプト的にそれが正しい)
ボンジュール石畳。
2. アークタウン (千葉県市川市・北国分)
北総線・北国分駅を出るとすぐに見えるこのエリア。駅近で便利ですね。
オレンジ色で可愛らしい。この色合い、個人的に大好きです。
こちらは商業施設。
フラワーショップ、美容院、レストラン……と定番のものがならんでおります。
しかし、なぜか公文式があります。
やってて良かったやつです。たぶん日本一オシャレな公文式ではないでしょうか。
小ぢんまりとしているものの、優しい色合いと建物の低さで親しみやすい場所です。
ただ、春の休日の夕方に訪れたのですが、あまりに人がいなくて少し寂しさが……。あと外掃除中の店員さんの姿がちらちら見えて、なんだか申し訳なさが。
やっぱり多少の賑わいは大事ですね。お昼頃とか、公文が開いているタイミングならきっと変わると思います。再訪してみたいところ。
噴水と石畳のオトクなセットをどうぞ。
3. アルピーノ村 (埼玉県さいたま市・さいたま新都心駅)
今度は、規模としては小さいものの、なかなか素敵なこちらをご紹介。
さいたま新都心駅から、東向きに歩いてしばらくの所にあります。
公式HPによると、元はフランス料理店だけがあり、そこから拡張する形でいくつかの店がオープン。そして「アルピーノ村」という一画を形成したそうです。
なお、本筋からは逸れますが、アルピーノ村全体としてはヨーロッパ風に限っておりません。
「素敵屋さん」とか結構気になってます。少なくとも入り口は確かに素敵ですね。
えっと、
あっ、石畳ありますね。大丈夫。
4. 倉敷チボリ公園跡地 (岡山県倉敷市・倉敷駅)
これは歴代でも一番メジャーな場所ではないでしょうか。
念のために解説。
かつて、岡山県倉敷市に「チボリ公園」というテーマパークがありました。デンマークのコペンハーゲンにあるテーマパークをモデルにした大規模な施設でした。
しかし採算が取れず閉園。現在、跡地の大半はショッピングセンターとアウトレットになってしまっていますが、僅かにかつての名残が見受けられます。
ちなみに、筆者は幼い頃に在りし日のチボリ公園に訪れたことがあります。
……と言っても、小学校低学年くらい?だから全然覚えておらず……。夜景が綺麗だったな、という薄っすらとした記憶しかありません。
残念ではある一方、少しだけでも形跡を残してくださった方々には敬意を払いたいですね。
5. 二十四節記 (大阪府高槻市・上牧) [閉業]
先ほどのチボリ公園は、ずっと前、自分がこの活動を始める以前に閉業していたので、「まあ仕方あるまい」という気持ちです。
しかしこちらは、知ったときには「しまった」という思いでした。
二十四節記は、阪急京都線上牧駅近くにあったヨーロッパ風のエリア。
小さなお店が並んでいるタイプで、2つ目に挙げたアークタウンとややコンセプトは近いでしょうか。関西ではやや珍しい種類の偽ヨーロッパでした。
実は数年前に何かのきっかけで存在だけ知ってはいたものの、場所を控えておらず、「どこだっけ」というのをしばらく続けておりました。
その後、なんとか探し当てたときには……なんと、閉業間近。
しかし自分は現在、東京に住んでいる身のため、行くことも叶わず……。
ただ、関西に住んでいる友人に話してみたところ、「用事のついでに見てくるわ〜」というありがたい返事が。
それが今年の5月。閉業から2ヶ月のことでしたが……ご覧ください。
なんとかギリギリ名残は確認してもらえたものの、得も言われぬ……という感じ。
現在はもうすっかり消滅したのでしょうか?また機会があれば見に行きたいとは思っておりますが……。
筆者は近代建築好きでもあり、その都合で「建物はいつ無くなるか分からない」というのをいつも心に刻んでおります。
そして、偽ヨーロッパもまたかくありなん。不景気、改装その他の理由で気付いたときには消えてしまっている可能性もあります。
(実は「消えた偽ヨーロッパ」は他にも認知しております)
もちろん、日本の全ての偽ヨーロッパを一人で回れるなんて思いませんし、いつか熱が冷めるかもしれません。
しかしこの件を受けて、今のうちに回れるだけ回っておこう、そしてささやかでも記録に残しておこう、と改めて思った次第です。
……なんて、堅苦しく書きましたが。
いざ新たな偽ヨーロッパを見たら、「うおーすげー」「ええこんなところに!」って毎回なっております。しばらくは大丈夫そうです。安心してください(?)
それはそれとして、まだ撮り溜めはあるので、機を見つつまた纏めたいところですね。
次回も、首都圏以外から色々出せる予定です。どんどん広げるよ!
それでは。Ciao!
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過去記事
(2020.04.15 微修正)
【2019秋M3】ク-33b Musique au lait CD宣伝と曲紹介
今回は「渋谷系」「シティポップ」中心で攻めます!!!ク-33bで握手!!!
(大事なことは冒頭に)
【2019/10/27 追記修正】
はじめに
この記事は、音楽同人イベント「M3」への出展についての宣伝です。久しぶりのブログですね。
(10/27夜追記)
無事に終了いたしました、ありがとうございました!
この記事は曲紹介用として残しておきますので、以降もよろしくお願いいたします。
葉音と申します。作曲サークル「Musique au lait」を主宰しております。
基本は一人で活動しております。前回は、オリジナルのクラシック・ラテンを中心としたインストCDを頒布しました。
今回は友人と協力して「渋谷系」「シティポップ」を中心としたCDを作成しました。
2019秋M3は、10/27(日)、東京流通センターにて開催されます。
今回は「第二展示場2F ク-33b」です。よろしくお願いいたします!!
(※M3のページ) http://www.m3net.jp/about/
この記事は、事前の宣伝と、曲紹介を兼ねております。
という訳で、最初に試聴用のクロスフェードをどうぞ!
【目次】
自己紹介
改めて、葉音と申します。
作詞&作曲と、小説と、(稀に)ライターをやっております。
音楽含め、各種宣伝は主にTwitterで行っております。良ければチェック!
倉海葉音@秋M3 ク-33b (Musique au lait) (@hano888_yaw444) | Twitter
クレジット
今回のCDは3人で協力して作成しました。
・葉音:作詞、作曲、Clarinet
・ズミー(https://twitter.com/zumoriclub):作曲、Guitar
・寧々:ボーカル、イラスト、作詞(Tr.2を共作)
この3人、実は高校時代からの友人どうし。
集まって音楽するのは久々です。3人揃ったのは10年近いレベル??
ですが、それぞれの個性がぶつかり合い、良い作品に仕上がりました!
曲紹介
#1 Golden Time
1曲目を飾る、爽やか系ポップス。渋谷系の影響をガッツリ受けています。
今回のメンバーは高校の同級生3人。せっかくだから再会っぽい曲がほしいな、と着想しました。
「高校時代を懐かしみ、再会し、次のステップへ」。
かなりストレートな歌詞ですがお気に入り。実際に収録後の打ち上げでも、過去に趣味に和気あいあいと盛り上がりました笑
音楽自体も、全体的に明るくポップにしましたが、前奏はちょっと凝ることで「大人視点」という感じを入れました。心持ち。「イキスギコード」も入っています笑
あとAメロ2フレーズ目のリハモがお気に入りです。Bm7(-5)→FM7→G→Em7→……とかだったかな。
今挙げた辺りとか、ドラムパターンとか、この一年ほどで聴いた渋谷系・シティポップ界隈の音楽の影響が大きいです。
ちなみに……超個人的な余談ですが。
曲のコードとしてはDですが、一番最初と最後に鳴るコードはB(のMaj7や9)。
そして、高校時代に初めて歌詞付きで作った曲が、Bのコードだったんですよね。
……ここからまた何かに繋がっていくのかな、とか。ちょっとだけ感慨深かったり。
#2 シティポップとレモンティー
「アラサー東京一人暮らしOLが残業後に帰ってきた部屋で時間を忘れてくつろぐ曲」です()
今回の企画(シティポップ&渋谷系)のきっかけになった曲。
ボーカルを「この曲に馴染みそうだから」という理由で、寧々に依頼するきっかけになった曲。
そして、一番難航した曲。
曲も歌詞も早めにできてはいたものの、歌詞がボーカルの寧々に納得してもらえず、何度も意見を飛ばし合うことに。作詞が「葉音&寧々」なのはそういう経緯です。
「孤独ね 静寂の狭間に 鳴き出した青いケトル」
「私だけの今夜を包み込む シティポップとレモンティー」
……おかげで、かなり洗練された言葉が並べられたのではないでしょうか。
シティポップの作曲は初めてだったので新鮮でしたね。
普段から聴いているジャンルではあるものの、違った発見がいくつもありました。機会があれば、また違ったテイストのシティポップも作りたいものです。
ちなみに、ソプラノサックスのソロ。地味にテクニカルな音使いをしておりますが、何も考えず一瞬で出てきた辺り「あーこういうの好きなんだなあ自分……」と思います。
#3 Little Glider
友人(ズミー)曲、その1。
爽快感のあるギターポップです。
普段はプログレやメタル系に強い友人ですが、今回は渋谷系に寄せてくれた音楽。
個人的に、今回かなり推したい曲でもあります。最初から最後までずっとカッコイイ!
作詞の話。
音源が上がってきたとき、「これは空の曲だ!」と思い、すらすらっと歌詞を制作。
実際、友人のイメージも「空とか水とかの青色」。バッチリでした。
爽やかなギターポップで、空の話。
ですが、テーマは紙ヒコーキです。少年 or 少女が空を目指すのですが、パイロットというよりかは「技師」の立場でしょうか。
せっかくの理系出身なので、それっぽい感じの歌詞も仕込んでおります。
「小さな手を掲げ 流れを感じろ 気分はベルヌーイ 風は渦を巻く」
曲の方は、友人曲なので多くは語りませんが、変拍子や転調など非常にエキサイティングです。間奏の拍子がなかなか取れないので、何回聴いても楽しいです笑
あっ、この曲の特に好きな箇所、最後の締め!!
一旦テンポが変わって、それからの……。
よくこんなドラマチックな展開が出てくるなあ、と思います。本当に好き。
#4 雨は秋夜を溶かして
ズミー曲その2。しっとりしたシティポップ風味のナンバー。
歌詞の話。作成中のインスト音源を聴いていたら、雨の光景が浮かんできました。だから雨と失恋の曲に。ちょうど秋M3なので、冷たい雨が似合う季節です。
曲の方は、TR-808音源等を使ってシティポップ感を一層出してくれました。
また、こちらも実は変拍子です。パッと聴いていたら違和感ないのがすごい。
作詞者としては、曲のミッドポイントに出てくる
「雨は瞳に 時の鐘の中で」
という歌詞がお気に入り。
まず、鍵盤の「カーン」という音が「雨音」「鐘の音」に聞こえたんですよね。
そして、「瞳」と「鐘」って、漢字の右側が同じなんですよ。すごい!(
こういう言葉遊びもたまにやります。
#5 Snowy Swingin' Square!
タイトル検討時
「冬要素とジャズ要素と広場要素入れたいな〜……全部Sでいけるやんけ!」
深い意味はないです() C○mbals辺りの影響はありますかね?
実質的にはラストの曲。
寧々の声質を考えて、「ジャズかラテンが欲しいな……」と思い、久々に本気でジャズを書いてみました。クリスマスも近くてちょうど良いです。
雰囲気的には、沖○礼二さんや中○武さん辺りの影響が大きそうですが、そこに吹奏楽の経験値を色々盛り込んだ形ですかね。B♭メジャーですし。もちろん往年のジャズも色々混ざってます。
結果、物凄く複雑なメロディーになり……。
半音階とか。唐突な6thや9thとか。あとは女声ボーカルで上のG(ソ)音とか。
ポップスでほぼ聴いたことないぞ、こんな高音……。その部分だけは脳内ミシェル・ル○ランが暴れて……。遊び心まで入れて歌いきってくれた友人、本当にありがとう()
歌詞については、正直ほぼ何も考えずに作ったんですが、意外と良いんじゃないでしょうか。軽薄さと子供っぽさが。
まあ、雪だ!クリスマスだ!酒飲んで歌って踊ろうぜ!って感じですヒャッハー!
あ、クラリネットも吹き込みました。頑張りました。何も言わないでください。()
一応、「ポップスのCDにクラリネットってあまり入らないなあ」と昔から思っていまして。せっかくのスウィングなのだから、クラリネットも合う曲調だし自分で吹いちゃえ!という勢いでやりました。
愉快な感じなのでお楽しみいただければ〜〜〜
#6 Musique au lait! (Bossa Ver.)
インストです。前回M3の同名曲アレンジ。
原曲は木管五重奏&ミディアムテンポのサンバでしたが、今回はピアノトリオにフルートフィーチャーのボサノヴァ。
前回CDでも「街角のベーカリー」というボサノヴァは入れていましたが、過去曲の音源差し替え版だったので、今の筆でボサノヴァを書いてみたかったんですよね。良い機会でした。
まあ、オマケの息抜きです。お気軽にお楽しみください。途中一瞬拍子が変わりますが()
ちょっと与太話。
Four Of A Kindという昔のフュージョンバンドに「Alamode」という曲があります。フルートによるDmajorの爽やかなラテン、バックはピアノ+ベース+ドラム。
この曲が……高校時代、もう10年以上前ですかね。その頃に大好きでして、「いつか、こんな感じの曲を書きたいなあ」と思っていました。だけど当時は能力が足りず。
……いや、編成と「Dmajor」くらいしか共通点はないのですが……笑
でも、ようやくあのとき思ったテイストに近い作曲ができるようになったな、としみじみしております。ラテンフュージョンもちゃんと作ってみたいですね!自分語り終わりっ
あっ、最後は今回も「ミ・ド・レ」にしました(前回の記事の(9)参照)。
通販、その他について
今回も、イベント終了後からDL販売を予定しております。
一応、前回CDのDL版はBOOTHで出しています。今回もそうするかな?
出展2回目とはいえ、前回とは曲のジャンルが全く異なるので、どういう感じになるのか全く想像がつかない現状です……。
誰か来てくれるといいなあ……しっかり楽しんでもらえるといいなあ……!
それでは、10/27(日)当日、
東京流通センター 第二展示場 2F ク-33b
にてお会いしましょう!よろしくお願いします!
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前回のM3曲紹介 (今回も数枚持っていきます)
そのときのメモ (出展時のお役立ち情報など)