少し間が空きましたが、Hola!
偽ヨーロッパ記事の第5回です。
(もう5回も書いたの……?と自分で少しビビっている)
前回の記事では、ついに関東からの脱出に成功しました。
筆者が東京に住んでいるため、どうしても内容は関東に偏りがちです。ただ自分自身が関西出身ということもあり、他の地域もちゃんと取り上げていきたいんですよね。
今回ご紹介する偽ヨーロッパは、全て関東以外の地域。この数ヶ月のうちに訪れた新鮮な偽ヨーロッパたちです(?)
極上のラインナップをぜひお楽しみください。
1. 日本食研「KO宮殿工場」(愛媛県今治市)
やってきました、四国は愛媛。
日本食研は言わずと知れた大手企業。ハムとか焼き肉のタレとかが有名ですね。
その潤沢な資金を有効活用して(?)、なんと、
自社の敷地内に宮殿を造りました。
こちらは今治市にある「KO宮殿工場」。
その名の通り、れっきとした工場です……が、物凄く豪華ですね。
この建物は、オーストリア・ウィーンにある「ベルヴェデーレ宮殿」を模して造ったそとのこと。
なぜオーストリアの宮殿?
というのは、こちらの説明を読めば分かる通り、
「ハム・ソーセージの本場はドイツ」
…………。
(なんでドイツの宮殿じゃないの…………?)
ま、まあ、オーストリアもドイツ語圏ですからね、そういうことでしょう。誤差誤差。
ちなみにこの年(2019年)、偶然にも春にウィーンを訪れていたのですが、
・日本食研
・日本食研
えっ再現度ヤバすぎでは?(狼狽)
ここで働いていたらちょっとした自慢になりそうですね。「宮殿で働いているんですよ〜」ってめっちゃ貴族気分。
ここを知らない方からは妙な心配をされそうな気もしますが……。
いや、しかし本当に凄かったです。スケールと精度の高さ(と色々な遊び心)で非常に楽しめました。
見学について。
工場見学の場合は事前申し込み必須&有料です。ただ、お庭の見学だけなら無料。今回(2019年8月某日)は予約せずとも、当日、守衛の方にお話しすればOKでした。
コース制限に加えて時間制限もありますが、散歩してショップを覗いて〜でちょうど良いくらいでしたね。
街中からは少し離れていますが、敷地の横には海岸もあって良いロケーションです。今治にお越しの際はぜひ。
そして定番の噴水と石畳。
ちなみに、第2弾として「シェーンブルン宮殿工場」も完成間近とのことです。
今治市のウィーン化が進む。
2. タワーモール久留米 (福岡県久留米市)
偽ヨーロッパ、九州に初上陸。
JR久留米駅のすぐ目の前にある商業施設。
赤レンガ調で統一されていて素敵ですね。
実はこの場所、存在を一切知らなかったのですが、久留米を訪れた際に偶然見つけて撮影してきました。察知能力、徐々に磨きがかかってきております。
赤レンガ=ヨーロッパなのか、と言われれば難しいのですが……この雰囲気には偽ヨーロッパを感じても差し支えないでしょう(?)
看板もあのオシャレなやつですしね(語彙不足) (たぶん「袖看板」)
中央広場と石畳。立派に偽ヨーロッパですね。
3. マリゾン (福岡市早良区)
再び福岡県。
福岡市の北側には「シーサイドももち」というエリアがあり、その名の通り海沿い・イケイケ・ロケーションな訳ですが、
こういう場所には偽ヨーロッパが付き物です。
南国リゾート風の結婚式場ですね。淡い色合いがとても素敵です。
以下の写真の通り、その表口に面してお店もいくつかありまして、どれもヨーロッパ的雰囲気が漂っております。今回は、このエリアをまとめて偽ヨーロッパと認定しようかなと。
かなりテンションが上がっておりますが、実は偽ヨーロッパ第一回の記事でも「行きたい場所」の一つとして紹介しておりまして、そのときからずっと狙っていた場所なんです。
(参考)
というか去年の2月には飛行機のチケットまで押さえていたのに、体調が……くうぅ……!
という訳で念願叶ったりでした。曇っているのは残念ですが、それでこのポテンシャルですからね。ブラボー。
ついでにここ、実は、結婚式場の裏手に船の発着場なんてものもあります。
時間の都合上、船には乗りませんでしたが、せっかくだから周囲を観察。
あともう一つ、面白い絵面を。
この背後には福岡タワー(234m)があるのですが、そこからこの場所を見下ろすと、
世界の果ての偽ヨーロッパ。的な
いいですね~〜〜グッときます。
そういえば雲で誤魔化されていますが、一応奥には島があるので、晴れていたらこの「最果て感」は出なかったのかも。そう思ったら曇り空で良かったですね。
4. 三井アウトレットパーク マリンピア神戸 (神戸市垂水区)
最後は関西からお届け。
アウトレットはヨーロッパっぽい雰囲気を醸し出していることが多々ありますが、その中でもこちらは神戸の「海」要素をフィーチャーした造りが特徴的です。
雰囲気的には南仏辺りがモチーフでしょうか?
イメージで語っておりますが、たぶん大外れではないはず。
所用のついでに訪れたので、あまりゆっくりと見て回れなかったのですが、写真はたくさん撮ってきました。
一緒に愛でましょう。
開放感とカラフルさが良いですね。
訪問時は一月の午前中だったので、人も少なめでラッキーでした。
また、海沿いということで、横にはマリーナがあります。
お船がたくさん。
そして謎の帆船も存在。
時期によってはイベントやイルミネーションとかもあるそうです。
『サマーシップファンタジー』開催!マリンピア神戸のシンボル、船の広場の帆船がショーアップ! | 神戸っ子
このときもウインターイルミネーションなるものの設備が。生だとどんな感じなのでしょう。ちょっと見てみたいですね。
ちなみにこのアウトレット、神戸市のJRまたは山陽電鉄の垂水駅から徒歩圏内というGoodな場所にあります。
というかそもそもこの辺り、
・落ち着いていて治安の良さげな街
・近くにはアジュール舞子という海水浴場もある
・明石海峡大橋が目の前で、淡路島も遊びに行きやすい
・三ノ宮まで20分、大阪まで50分
・おまけに2路線使用可能
という超絶的な好条件で、というか自分の求める要素が揃いすぎていて、
すみません誰かこの街の土地をください。
(※ 冗談です)
まあ、住むとまではいかなくても、気候の良い時期に数日間のんびり滞在とかしてみたいですね〜。そしてこのアウトレットでゆっくり買い物→海側のレストランでランチがしたいところです。
以上です。
東京ほど一つのエリアに集積していることはありませんが、このように、他地方にも良い偽ヨーロッパは点在しております。
ただ、点在している=回るのにも一苦労ということ。まだまだ目星をつけている場所はあるものの、網羅はなかなか難しそう……!
まあ、個人の趣味的な活動なので。ゆるゆると、ただし狙えるときには果敢に回収していきたいですね。
単純に、偽ヨーロッパは歩いていて楽しいので。
それでは。Adios!!
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