以前に好評をいただいた「エセ・ヨーロッパ」改め「偽ヨーロッパ」。
その後にCRAZY STUDYさんにて記事になったのは、このブログでもお伝えしましたね。
(スピンオフ企画(?))
以降も少しずつ活動は続いて、Twitterで報告を重ねてきたのですが。
なんと。気付けばまた記事を構成できるほどに集まっていました。
こんなに集められるとは思っておらず、自分でも驚きです()
全部一気に放出するのもいいんですが、より印象を深くするため、2回に分けることにいたしました。
今回のコンセプトは、「住める偽ヨーロッパ」。
いや、現実には「住環境に近い偽ヨーロッパ」なんですが、この世界はキャッチーなフレーズを欲していますので(?)
でも実際に良い街が揃っていますよ。それは保証します。
それでは、偽ヨーロッパ第二弾。一緒に旅へ出かけましょう!
1. 恵比寿ガーデンプレイス (東京)
いきなりどメジャーな場所から。
というか前回保留にしていた場所です。
保留にしていた理由としては、
・サッポロビール工場の跡地という歴史的背景があること
・かなり露骨に現代的なビルがある点
辺りなんですが、前者は恐らく「ヨーロッパ風であることに歴史的な意味はない」はずだということ、後者は見る角度次第でクリアできること、でOKと判断いたしました。
ドラマ「花より男子」にかつて出てきましたし、観光地としても有名なので……説明はあまりいらないかなと。
だから写真を貼っておきます。
そして極めつけは、フランス料理店のジョエル・ロブション。
中はフランスのシェフ監修の高級料理店として知られておりますが、なんとこの建物も、フランスの業者に発注し、フランス産の材料で造ったという本格っぷり。
世界最高峰レストラン ジョエル・ロブション - the 20th anniversary - | special | verita
初めて見たときからお気に入りの建物です。 しょっちゅう一人で観察&撮影に行きます。しばしば変な目で見られますが、めげません。好きなので(
恵比寿は「首都圏 住みたい街ランキング」1位の常連。
特にオトナな男性女性から人気を集めておりますが、恵比寿に住めば当然ガーデンプレイスのオシャレな空間も生活圏の一部に。
少々、というか、恐ろしいほど家賃相場が高いのですが、やっぱりこういう華々しい世界を見せられると憧れちゃいますね。
そうそう、今回も石畳を主張していきます。
2. 幕張ベイタウン (千葉)
今回のダークホース。
実は前回の最後にチラッと触れてはいたのですが、ここは本当にすごい。
なんと、以下の写真、全てがマンションです。
具体的にどこの国という感じでは無さそうなんですが、どことなく醸し出ているヨーロッパ感。
統一された高さ、カラフルな色使い、建物の装飾がそう感じさせるのでしょうか。あと交差点では建物がカーブしているところとか。
ここは埋立地、人工的に開発された場所。
そうだよ、せっかくだし、これくらい尖ったコンセプトでやってくれないとね!
また、ここのこだわりポイントは、他の街と完全に隔離されていること。
こうして徹底的に街のコンセプトを保っているんですね。
そうなると不便じゃないか?という気もしますが、実はコンビニや塾など多数の施設が揃っております。
完全に1つの街なんですよね、ここ。
歩いて10分、海浜幕張駅まで出ればアウトレット等もありますし、本当に便利。
不動産屋さんもあったので、特にファミリー世帯で興味のある方、一度お話を伺ってみては?
徹底しているので石畳です。
3. 中野 レンガ坂 (東京)
東京・中野。中央線沿いの人気タウン。こちらも住みたい街ランキングで上位に見かけます。
そんな中野と言えば。
「中野サンプラザ」
そして「中野レンガ坂」
ですよね。(?)
今まで紹介してきた場所とは異なり、非常に小さい小径です。
当然、広場のような物もありませんし、日本語も結構見える場所です。
これは偽ヨーロッパとして大丈夫なのか?と悩みましたが、噴水があります。
これで安泰ですね(?)
この狭いスペース、なかなか居心地よい雰囲気なんですよね。
中野は賑やかなイメージのある街なんですが、住めばこういう静かな偽ヨーロッパを感じることもできるんですね。知りませんでした。
今回訪れたのは日中でしたが、色んな写真を見る限り、夜はもっと雰囲気が良さそう。お住いの際は、ぜひディナータイムにお越しくださいな。
そして石畳なので、君はやっぱり偽ヨーロッパですよ。
4. 大倉山駅周辺 (神奈川)
ここまで、「どこの国」というコンセプトがあまり無い or 前に出ておりませんでしたが、今度はガラッと変わります。
界隈では非常に有名ですが、大倉山はギリシャです。
どうでしょう、この驚きの白さ。
このように、駅前のストリート「エルム通り」がギリシャ風になっています。
なんと、アテネと姉妹提携を結んでいるという本気っぷり。
こうなると「偽」なのかという疑問がふつふつと湧いてきますが、逆に言えば本家を模しているという何よりの証拠であり、従って「偽ヨーロッパ」とすることは一種の敬意にあたるでしょう。
せっかく取材したから使いたいんですすみません
ところで。
アテネということは、そうですね。
丘の上には神殿があります。
大倉精神文化研究所。昔の東洋大学の学長を務めていた人物が建てた建築です。
1932年築。近代建築の領域ですね。歴史があると、偽ヨーロッパのコンセプトとはやや異なってくるのですが、今回の説明に必要だと思ったのでご紹介いたしました。
恐らく、この建物があったから麓もギリシャ風にしたはずなので。
大倉山駅は東急東横線沿い。東京にも横浜にも出やすくて非常に便利な場所です。
また、駅から近い場所に港北区役所もあるので、さらにGood。
実際、ここは一度試しに暮らしてみたいですねー。エルム通りはこういうコンセプトなのに格式張った感じもなく、チェーン店までありますから。
ちゃんと石畳でした。ありがとう大倉山。
5. 南大沢駅周辺 (東京)
最後にご紹介するのがこちら、南大沢。駅前にヨーロッパ風のアウトレットがあります。
アウトレットの扱いは悩みます。タダで歩けるけど、テーマパークに近い扱いだしどうしようかな……と。
しかし、いざ付近を歩いてみると、駅周辺の他の場所にもヨーロッパを感じる部分がありました。従って、今回は一帯をひっくるめて採用です。
三井アウトレットパーク多摩南大沢は、南フランス風……のはずです。
公式の情報が見当たらず、外部サイト頼り……。
三井アウトレットパーク 多摩南大沢 (旧:ラ・フェット多摩南大沢)【Lets】レッツエンジョイ東京
公式情報がすぐに見つかるアウトレットもあるんですけどね、うーむ。。
全てのアウトレットはコンセプトについてアツく語った公式HPを用意してくれないだろうか。読むよ。
うん!カラフルで楽しい場所ですね。
そして次の写真、背後にあるのは首都大学東京のキャンパスです。完全に一体化してます。
マカオ(元ポルトガル植民地)の旧市街で、こんな場所を見た気がする(錯覚)
駅から少し離れると住宅街なのですが、ベルコリーヌ南大沢というとんでもなくヨーロピアンなマンション地区があります。
さすがに内部写真は自重しますが、外観で雰囲気は充分伝わるかなと。
南大沢も住んでみたい場所ですね〜。
駅前がカラフルでスペースも広い、というだけでもうワクワクします。他の商業施設もしっかり揃っていますし、多摩地区特有の自然環境も残されている。
おまけに都心から距離があるため、家賃相場も控えめです。
京王線なので、新宿方面にお勤めならここは買いでしょう。
好きです、南大沢 (石畳)。
という訳で、今回は5つの偽ヨーロッパをご紹介してきました。
どこも実際に住環境として優れたエリアですね。住みやすさと偽ヨーロッパには関連があるのかな?
特に大倉山と南大沢はいいですね。前者はアクセス性、後者は街全体の居心地良さ。どちらも比較的住みやすい家賃相場ですし。
ところでアウトレットの扱いはこれからどうしましょうかね。結構迷っています。
まあ実はアウトレットって、ヨーロッパよりもアメリカの街がコンセプトなことが多いんですが(葉音調べ)
とりあえず次の機会までの課題としましょうかね。
まだ持ちネタはいくつか残っているので、いつかご紹介いたします。
今度は「都会の偽ヨーロッパ」が中心になるかな?