ジンジャー・エールの生姜率

勢いで始めてしまったブログ。旅行や小説や音楽を語るともっぱらの噂。

沖井礼二というスーパー・ヒーロー

 初めての音楽体験だった。

 

 鮮烈なコード、飛沫を上げるシンバル、パワフルなのに澄んだ女性ボーカル、理解不可能なベースライン。

 Highway Star, Speed Star / Cymbals

 そのタイトルの前に、自分は跪いていた。あっという間の4分間、まさに助手席に乗せられ、ハイウェイをフルスピードで駆け抜けた後の余韻だけが残った。

 それが、渋谷系という音楽ジャンルにハマったきっかけだった。

 沖井礼二という、スーパー・ヒーローとの出会いだった。

 

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"Highway Star, Speed Star"の入ったCD、"Mr. Noone Special". ストーリー的で楽しいアルバム構成も新鮮だった

 

 その曲を初めて聴いたのは、大学4年生の秋だったと思う。

 当時大学の吹奏楽サークルにいた自分は、結構な吹奏楽曲オタクだった。大学時代は誇張ではなく、何百曲と、吹奏楽のオリジナル曲やアレンジ曲ばかりを聴いてきた。だけどサークルのは3年生の冬で引退。吹奏楽から、音楽から遠ざかりつつあった。

 そんなときに出会ったCymbalsの音楽が、自分の音楽的方向性を徹底的に変えてしまった。

 どれくらいのインパクトかと言うと、「初めて自分で買ったボーカル入りの音楽」だったくらいだ。吹奏楽のCDはたくさん買っていたのに!

 高校時代などは、イヤホンだとほぼインストしか聴けなかった(「声があると集中できない」)人間からすれば、とんでもない転換点だ。

 

 

 元々、お洒落コードな音楽が好きだった。

 インスト系のジャズはちょくちょく聴いていたし、吹奏楽で好きだった作曲家はP.スパークと真島俊夫。どっちもトリッキーだったり洒脱なコードが特徴だ(これ、伝わるのだろうか)。

 そこに、沖井礼二という作曲家が現れた。彼の音楽はどれも、とんでもない音使いを見せつけてきた。

 当時から作曲も趣味としていたのだが、”Cymbals以降”、決定的に作る曲の方向性が変わってしまった。部分転調、F(onG)、A7(♭5)。もしあのとき出会っていなければ、もっとクラシカルな曲作りに目覚めていたか、あるいは作曲に飽きてしまっていたかもしれない。

 何より、吹奏楽を引退した自分にとって、新しい音楽は必要不可欠だった。誇張ではなく、世界の広さと出会い直した気分だった。

 

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"Love You"は実質ラストアルバム 。"時間を名乗る天使"の7分間には何度も何度も浸った

 

 

 だけど、Cymbalsは既に解散していた。

 10年前に解散していたバンドなのだから、悔やみようもない。関西で学生生活を送りながら、他のCymbalsのCDや、他の渋谷系やその周辺の音楽を細々と聴くようになっていった(Lampと出会ったのも、大学院生のときだ)。

 沖井礼二がCymbals以降も活動していると知ってからは、SCOTT GOES FORや、声優・竹達彩奈に提供した"Sinfonia! Sinfonia!"などの動画も見つけ出し、一時期よく聴いていた。

 

www.youtube.com

Arthur's Theme / SCOTT GOES FOR は、これからの澄んだ空気の季節にピッタリだ

 

 去年のことだろうか。偶然にも、沖井礼二の新しいバンドの存在を知った。今度はTWEEDEESというバンドだった。

 試しに一枚購入してみた。イヤホンから広がる、久しぶりの新鮮な沖井節。ああ、これだ、と脳髄が痺れた。これが自分の待っていた、いやそれ以上の音楽だ。

 長い長い時を経て、沖井礼二という作曲家は次のステップの音楽を作り上げていた。今度は清浦夏実という、美しく、表情豊かで、センス溢れる相棒と共に。

 

 傍若無人だ Bad Boy

 目指せ無敵の Super Hero

 

 ―― TWEEDEES  "Baby, Baby" より

 

 自分にとってのスーパー・ヒーローは、もう帰ってきていた。

 今、自分がいる、この関東の地に、未知なる可能性と共に。

 

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はじめまして、清浦さん

 

 

 本日、TWEEDEESの新譜 "DELICIOUS"がリリースされた。

 先ほど、新宿のタワーレコードで購入してきた。数年前は、自分がこうして東京の街で沖井礼二のCDを買う未来なんて、想像もしていなかった。

 Youtubeクロスフェードは既にチェックしていた。最高のデキだということは、バッチリ確認済みだ。

 

 CDをセットして、まさに今、聴き始めたところだ。

 1曲目、0秒目から、既に沖井礼二の音楽世界が始まっている。ますます艶を増した清浦夏実の声が空間を豊穣に彩る。

 

 さあ、これから、どんなDeliciousな晩餐会を開いてくれるのだろう?

 我らが、スーパー・ヒーローさんは。

 

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ぶらり街歩き[5] 江ノ島七景

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初めて訪れたのは、どうも数年前のこの季節だったらしい。

たぶん、日付的に、会社の内定式のついでとして、横浜に前泊して訪れたんだと思う。

写真を見るに、よく晴れた日だったようだ。眺め良く、気候もちょうど良さそうだ。たぶんそのときからこの場所を気に入っていたのだろう。

 

だけどまさかその後、こんなに何度も訪れることになるとは、さすがに思ってもいなかった。

何かの節目が来るごとに、江ノ島を訪れるようになるとは。

 

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片瀬江ノ島駅前の「弁天橋」。"I can fly !!!" の地

 

 

数ヶ月後、2016年6月。

ある程度、新生活が落ち着いてから、私は再び江ノ島を訪れた。

一度目は他の場所も観光しがてらだったので、外から見るにとどめていたからだ。今度こそ中まで行ってやろう、と思って。

 

江ノ島は、小高い山になっている。

人で賑わう商店街を抜け、神社でお参りすると、しばらくは山の外周に沿うように登っていった。

しばらくすると植物園と灯台が見える。ここが本当に好きだ。花の名前はわからずとも

穏やかな気持ちになれるし、灯台の上からの見晴らしは素晴らしい!

ちゃんとしらす丼も頂いて、私は上々の江ノ島デビューを果たした。

 

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天気の良い時限定、灯台の外は特にスリリングで最高だ

 

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うまし!!

 

 

同じ年、2016年8月。

さあ夏だ。夏と言えば海だ。

このときはあちこちの海岸へと足を伸ばした記憶がある。

江ノ島の前の片瀬海岸は、海の家と日焼けの若者たちで大混雑だった。

……正直一人だと場違いだなー、と思って、ぷらっと歩いただけ。人で混み合う夏の海岸には、むやみに近づかない。しっかりと覚えた。

でも、耳元に鳴らしていたLampの音楽は、とてもとても良かった。

www.youtube.com

 

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大にぎわい。

 

 

同じ年、2016年10月。

……なんで訪れたんだっけ。会社の長い長い研修に、飽きが来ていた頃だったと思う。

このときは、今まで行っていなかった裏手の方へ向かった。

釣り人が多くて、のんびりした場所だ。なんとなく癒やされる。

そして、初めて夜の景色を見た。ノスタルジックでいい感じだな、と一人、感慨にふける。もう少し、研修頑張るか、と。

夜の湘南には、それからちょくちょく行くことになる。

 

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ほとんどが釣り人。家族連れもちらほらいて微笑ましい。 

 

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夜の片瀬海岸側。スマホの限界。 

 

 

翌年、2017年6月。

自分は、心を壊していた。

その原因は色々複合したものなので、省略させていただくけれど。少しずつ、ほんの少しずつだけど快方へ向かっていたこの時期に、友人が関西から遊びに来て、一緒に江ノ島に行った。

二人だと、また違った楽しみができる。つまり、酒盛りだ。

ずっと気になっていた「江の島ビール」。二つの味を注文して、飲み比べをして。それが日曜日のお昼からなんだから、最高に決まっている。

この頃の記憶は断片的だけど、この出来事はよく覚えている。心の病には、楽しい散歩と楽しい語らいが一番。友人に感謝だ。

 

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サンキュー、友人

 

 

同じ年、2016年12月。

段々と、西洋建築と海への憧れが募り始めていた頃。

この日は、上大岡→自由が丘→江ノ島というあまりにも謎すぎる動線を取っていたらしい。

「自由が丘のヴェニス」と呼ばれる場所を見に行き、海で夕焼けが見たいから江ノ島に行った。つまり、色々と不安定だったわけだ。

 

夕方の湘南はもう何度か見たことがあったけれど、きちんと写真に残しているのはあまり無かった。この日の写真は今見ても本当にきれいで、とても、さびしい雰囲気だ。

そのしばらく後から、毎月のように海外逃亡旅行を始めるようになる。西洋建築と、海がある所ばかりに、行くようになる。

 

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12月には人もまばら

 

 

2018年7月。

色々あって、横浜から去ることになった。

7月1日、夏の始まり。自分が真っ先に向かったのは、また江ノ島だった。

海の家はまだ設営中みたいで、半端な状態の海岸だった。色々なことを思いながら、Lampの音楽と共に海岸沿いを歩いて、炭酸飲料を飲んでいた。

それから少し場所を移して、片瀬海岸の西から夕焼けを見ていた。この日は、ぼんやりと富士山が見えた。夏の始まりと、自分の人生の転機を、その景色に重ねていた。

 

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ソーダ水の想い出」、なんて

 

 

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節目、節目で、訪れてきた江ノ島

だけど、実はまだまだ足りていない。洞窟には行けていないし、島の奥の方を散策できていないし、何より「あの鐘」を誰かと鳴らせていない!!!

 

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このときは一人で鳴らした。ギブミー相手!

 

まあ、そんな俗っぽい話は置いたとしても。

きっと、何度だって訪れたくなる。古くから愛され続けた場所で、景観で。私の迷いを受け止めてくれて、私の愛する場所だから。

次の機会は。あの黒っぽい砂浜を歩き、波打ち際から江ノ島を観るときは。いったいどんな節目に当たるのだろうか。

八つ目の景色は、どんな姿を見せてくれるのだろう。

 

 

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10年前のプレイリスト [1]ベン・ハー序曲

一昨日辺り、ふと「高校時代、朝の通学時に聴いていた音楽って、かなりジャンルのバランス良かったのでは?」と気付いて。

朝に聴いていた曲なので、まあ大抵明るい曲なんですが、なかなかどうしてバリエーション豊かで。

というわけで、「10年前のプレイリスト」。

懐かしみがてら、ラジオ感覚で不定期にやっていこうかなと思います。

(これだと写真も無くて負担も少ない(小声))

 

 

第一回目は、ベン・ハー序曲。

元は、「ベン・ハー」という映画……今さら自分がどうこう語ることもないほどの、名作映画のオープニング曲です。1959年公開。

ベン・ハー (1959年の映画) - Wikipedia

 

まず、ファンファーレがいきなりカッコイイ!高校当時、吹奏楽部だった自分のツボにぴったりでした。

もう、ここを聴くだけで目もすっかり覚めてしまいます(笑)

映画は、古代エルサレムを舞台にした作品なのですが、この音楽もそれらしく全編に渡り非常にエキゾチック。中間部、弦楽器の民俗情緒溢れるロマンティックな旋律は、そのゆったりしたテンポとも相まって、この波乱に満ちた長編を暗示する素晴らしさ。

(……ここ電車だと聴き取りづらかったなあ……)

 

 

でも実は、映画を観たことが無かったんですよね、当時。その頃は今ほど映画好きでは無かったからなんですが……。

じゃあどうやって1959年の映画音楽なんか知り得たか、というところなんですが。

なんと世界史の授業でした。

 

 

世界史の先生が、面白い方でして。

例えば「カノッサの屈辱」の授業。

詳細を説明するために、生徒にローマ教皇役として前に立たせ、自分はハインリヒ4世役として土下座をする寸劇を……これ、字面じゃ伝わらない、それ以上の面白さでした(笑)

 

他にもまあ色々あるんですが、自分が楽しみにしていたのは、歴史に合った音楽を流すというもの。

 

例えば、ローマ軍の話ではレスピーギ「ローマの松」を流したり、「アイーダ」とか、ヘンデルの「シバの女王の入城」もあったかな?

ベン・ハーもその流れだったんですが、見事に撃ち抜かれました。

ジャッ!ジャッ!ジャ〜ン!「うおおおおおっ!」って感じで(伝わらない)

勢い余って、授業後に「CD貸してください!!」と先生に頼み込んだという訳です。

 

 

高校時代は朝が早かったため、よくこの曲(など)で目を覚ましていました。

今でもたまに聴き返したくなる名曲です。

 

 

あ、ちなみに映画はちゃんと観ました。大学時代に。

「クライマックスの馬車レースが凄い」と誰かから聞いていたのに、その後の方がストーリーとしては本番で面食らった記憶。誰だ曖昧なこと教えたのは……(熱くて見応えのある作品でした)

 

 

ということで、「ベン・ハー序曲」。冒頭の試聴先だけでもリンクを。

夜に聴いたら眠れなくなること請け合い(笑) ぜひ朝の目覚ましにどうぞ。

開始1秒で戦闘態勢になれるのでオススメです(?)

 

recochoku.jp

 

 

ぶらり街歩き[4] お台場:年中無休の遊園地

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お台場のランドマーク。

 

 お台場という場所をご存知だろうか?

 

 

 ……と、知らない人を意識して書き出したけど。よく考えたら、12年前、大阪で小学生をしていた自分でも知っていたのだから、まあ今さらすぎるかと気付いた。

 

 

 お台場は、東京湾岸にある埋立地の1つ。

 自分が初めて訪れたのは、12年前、家族旅行だった。

 時はフジテレビの全盛期。笑う犬とか、デジモンとか、コンテンツもたくさん。テレビ局の見学がとにかく楽しかった記憶しかない。

 

 お台場は、フィクションにもしばしば出てくる場所だ。

 例えばさっき書いたデジモン。初代デジモンの後半でも、お台場が登場した記憶がある。

 

 あと、「お台場は元々、江戸末期の異国船対策のために東京湾岸に作られた砲台。だから台場」……という豆知識があるけれど、

 これも自分は、敬愛する作家・中村航さんの小説で初めて知った。

www.kadokawa.co.jp

 

「めぐは攘夷派なんだね、頼もしいね」

「ん、どうして」

「お台場の台は、砲台の台」

(中略)

「へえー。じゃあ一緒に、黒船を倒しに行こうよ」

「そうか。二人で小舟に乗って、こっそり斬り込もう」

「私はペリーを倒す」

「わかった。おれはめぐを守るよ」

中村航「僕の好きな人が、よく眠れますように」より】

 

 カップルが戯れるにも良い場所。

 

 そう、お台場は年中無休の楽しみに満ちた場所。いつでも、誰でも、お金を払わずとも楽しめる、テーマパーク。

 そんなお台場は、1人で歩いたって、めっぽう楽しい。

 

 

 まずは、ゆりかもめというアトラクション(!)からスタート。

 新橋駅から、それ相応のお金はかかるけど、ぐるんぐるんと回り、海の上を走り、遠くにカラフルな建物が見えてくる。このときの心の浮き立ち方といったら。

 

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ゆりかもめのループの一部。対岸の芝浦ふ頭から。

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手前が「台場」、奥が「お台場」。

 

 テラス席の並ぶデックス東京ビーチや、色とりどりのアクアシティの建物は、まるで海外にいるかのような、あるいは遊園地にいるかのような気分にさせる。

 ショッピングを楽しむのもよし、眺望を楽しむのもよし。最近訪日外国人がやたら写真を撮っている、自由の女神を見に行くのも良し。

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自由の女神とレインボーブリッジ。 ある意味「本物の」自由の女神です。

 

 少し海に降りてみよう。

 防砂なのか防風なのか知らないけれど、松の木を植えて「江戸」らしさを感じさせていて、遊び心を感じる。

 そして目の前に現れるビーチ。

 人工の砂浜が弧を描いて広がり、たくさんの人が憩いのひとときを過ごしている。

 さすがに泳ぐには厳しいけれど、近くからは遊覧船も出ているし、夏になるとビーチバレーを行っていたりして、充分エンタメ的にも楽しめる場所だ。

 

 そして、この場所からの夕景は、ぜひ一度は生で観ていただきたい。

  夕陽と、対岸の一千万都市・東京と、レインボーブリッジと、オレンジ色に揺れる水面。初めて見たときから、自分の中の東京観が少し変わってしまったくらいの絶景だ。

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鳥たちだって様になる。

 

 陸の方に入ってみよう。

 ちょうど中心辺りのエリアへ。プロムナード、出会い橋、夢の大橋など、この辺りはとにかくオシャレ感や明るさを前面に押し出したネーミングが並ぶ。

 ……正直、やりすぎ?とも思わなくもないけど、一瞬でコンセプトが分かるという意味では思い切っていて良いのかもしれない。

 

 ここで出色だと思ったネーミングが、商業施設「ダイバーシティ」。

 中学か高校か、"Diversity"という英語を習ったとき、きっと多くの方が「"Diver City"……深海都市?」と勘違いした経験があるだろう。……え?自分だけ?じゃないですよね???

 "Diversity"=多様性。人や店の多様さ。

 "Diver City"=海の街というイメージ。

 そして何より、ここは"台場シティ"。

 トリプルミーニングとは恐れ入った。きっと作者は思いついた瞬間飛び上がって喜んだことだろう。

ダイバーシティの前では、実寸大のユニコーンガンダムが出迎えてくれる。

 

 天気が悪ければ、ヴィーナスフォートで楽しむのもいいかもしれない。

 昭和レトロを再現したエリアに外車が並ぶエリア。天井の空の絵が移り変わっていくエリア。高級店で買い物なんてせずとも、見ているだけで楽しい。後者はちょっとマカオのカジノ「ヴェネチアン」みたい。なんちゃってカジノも体験できる。

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自動車展示場 MEGA WEB。レトロ感が良い。

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いつの間にか空の色が移り変わって慌てて撮影したの図。ヨーロッパ風の店構えもいい感じ。

 

 人混みに疲れたら静かなエリアへ。

 船の科学館の近辺は、海沿いに遊歩道があったりして、のんびり散歩するのにちょうど良い。

 この付近、なぜかモデルさんの撮影によく出くわす。人通りが少なく景色が良いからだろうか。こういう風に撮っているんだ、と初めて見たときはなかなか興味深かった。

 

 そうだ。先日、試しに楽器の練習をしていたら、警備員のおじさんが横を通りかかったことがあって。

「ヤバい、怒られるかな?」と身構えていたら、彼はニコッと笑ってどこかへ去っていった。

 いい場所だ。

船の科学館のシンボルは、元・南極観測船の「宗谷」。良い空と共に撮れてちょっと嬉しい。

 

 他にも観覧車や、大江戸温泉物語や、土日の誰もいないテレコムセンター付近の妙なやみつき具合や(笑)、色々見どころはある。

 今、脳内でマッピングしながら書いているけれど、改めて、お台場は本当にほとんど隙のないエリアだなと感じる。

 そして、繰り返しになるけれど、これが基本的にタダで楽しめる。人は確かに多いけれど、エリア自体が広々とした作りになっているから、のんびり、かつ楽しみながら散歩するのにこれほど適した場所は、東京では他にそうないと思う。

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土日のテレコムセンター付近のゴーストタウン感。好きな人にはたまらないかも。…はい好きです。

 

 

 まるで巨大遊園地の街、お台場。

 楽しいアトラクションの数々と、海を活かした景観と。道行く人々の表情は、みな楽しそうだったり、穏やかだったり。

 こういう場所が大好きだ。どんな気分のときに訪れても、きっと心の安息を約束してくれるから。

 

 

 海に囲まれた多様性の街へ、さあ、また潜りに行こう。

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ぶらり街歩き[3] 私はまだ、恵比寿を知らない

圧巻。惚れ惚れ。

 

 たまには行ったばかりの場所のお話。今回は、恵比寿について。

 まあ、正直に言えば、ただ写真を色々撮ったからついでに記事にするだけです。

 見て!いいから見て!

 最近なぜか時々画質が落ちるけど見て!()

 

 

 少し前に引っ越しがあったのだけれど、その前にとある方から言われたことがある。

「どうせならイイとこ住んでみなよ、例えば恵比寿みたいな」

 ……誤解なきよう言っておきますが、自分はお金持ちではありません。

 若いときこそイイ所に住む――それは自分も賛成だ。自由にお金が使える&自由に行動できるうちに、という観点で。

 ただ、お金とか部屋の条件とか、そういうことと関係なしに、「あっそうか、恵比寿って普通は住みたいと思う街なんだな」とそのときの自分は思った。

 

 馴染みのない方向けに、恵比寿という街を少し解説。

 山手線の渋谷〜目黒の間、あるいは日比谷線の中目黒〜六本木(厳密には広尾だけど)の間、と言えば、「イケイケオシャレ金持ちエリア」というイメージが掴めると思う。

 そしてなんと、「住みたい街ランキング」では2年連続で2位を誇っている。

suumo.jp

 

 グルメあり、商業施設あり、美術館あり、イベントあり。

 ほんの少し歩いただけでも分かる。若さとオトナさが程よく混じった街ということが。

 そしてたぶん、自分には、オトナすぎるということを。

 

 

 

 恵比寿を訪れるのは、実はまだ2回目だ。

 前回は春の頃、色々と先行きを迷っていた人生のターニング・ポイントの頃。

 なんでわざわざ来たのかは、だから正直あまり覚えていないのだけれど、単にTwitterのトレンドで見たからとか、それだけの理由だったかもしれない。

 

 訪れた恵比寿は、曇り空に包まれていた。

 夜になる少し手前のこと。何があるかも知らず、目的もなく来た自分は、ただ写真を撮ることしかできなかった。

 写真を撮って、そそくさと駅への連絡通路に退散した。

 平日・曇天のガーデンプレイスは静かだし、駅前は雑然とした印象だし、まさか住むような街とは思わなかった(当時は住みたい街ランキングなんて知らなかった)。

 

https://www.instagram.com/p/BiEyCpIh7ro/

ガーデン・プレイス#街歩き #buildings #恵比寿ガーデンプレイス #tokyo

 

 当時は4ヶ月間毎日(!)更新していたInstagram。閉塞感のある日々の中、何かを変えるきっかけを得たくて、続けることで何かを見出そうとしていた。

 この写真が、ここのフランス料理店の方に見つけられて、"Merci!"とコメントを頂いてしまった。自分は嬉しくて、覚えたてのフランス語を返した。

 

 この翌週、自分は憧れだったパリに一人で出かけ、自分の人生の道筋を決断した。

 Instagramを少し置いて、自分の原点に向き合うことを。

 

 

 ……恵比寿の話。

 冒頭の住みたい街云々はその後にあったこと。だから驚いたのだ。そんなに住みたい人が続出する魅力があるのか、と。

 それには、やっぱり曇り空だけ見るのはフェアじゃない。一度は、快晴の空の下で見てみようじゃないか。

 という訳で、今日。

 

 

 うん、いい場所。

 

 恵比寿のランドマーク、恵比寿ガーデンプレイス

 こういう洒落た建築を見るのは大好きだ。素敵な建物と青空が合わされば、いつだってついつい弾んだ気持ちになってしまう。

 

 今日は偶然にも、恵比寿文化祭というイベントが行われていた。

 ライブや、地域の子供の出し物や、青空マーケットのような物も。そして、皆一様に、服装も肌の見目も整っている。

 今日も前回も、偶然まともな服装だったからいいけれど、普段の服装をおざなりにしがちな自分なら浮く可能性が高い。

 ここは、ハレの街なのだ。

 

 それと。実は今回は、路地裏を通ってガーデンプレイスまで向かっていた。

 路地裏は、案の定と言うか、住宅街の中におしゃれなバーや面白い店が混じっていた。

どんな値段のそばが出るのだろうか……

 

 曇りの街を少し見て、青空の街を少し見た。

 そしてこの街は、きっと夜が一番面白いのだろうな、と確認できた。

 だって、皆がきちんとめかしている街だ。路地裏に洒落た店がたくさんある街だ。

 そこにあるのは猥雑とした面白さではなく、オトナの駆け引き的な面白さ。

 

 好きな人はいるはずだ。でも、そんなに多くの人がこの街を住居として憧れるのがピンと来ていない。

 自分は……そういうものに触れるのは好きだけれど、残念ながら得意とは言えない。

 それでも一日二日ならまあ体験としていいだろうけど、住むとなると、うーむ……

 疲れないんでしょうか、などと思う時点で、たぶん向いていない証拠だ。

 

 

 と、見てもいない夜のことをあれこれ憶測で語ってしまった。

 それに夜に限らず、まだ街の数%しか見ていない。何かを決めるにはサンプル不足だ。

 

 

 昼の素敵なランドマークの姿は、確かめることができた。宿題は一つ完了。

 次は、いずれ、この街に広がる夜をきちんと見てみようと思う。……住みたい街とまではさすがにならない気もするけど、その意味を理解しに行こう。

 精一杯のオシャレをして、街に溶けにいくのだ。

 私はまだ、恵比寿を知らない。

 

ぶらり街歩き[2] 逗子、あこがれの海



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リビエラ逗子マリーナの裏側から。オシャレな施設の裏側は至ってほのぼの

 


前回の上大岡の記事でも少し触れたけれど、かつて私は逗子という街に憧れていた。いや、今でも?

 

神奈川県の南東。いわゆる湘南エリアに属している。具体的には鎌倉の東側、三浦半島エリアとの境界に位置する。

隣の葉山町と合わせて「逗子・葉山」で一括りにされることも多い(葉山はまた別途触れるかも)。

穏やかで、でも程々に便利で、そして太平洋が傍にある場所だ。(※厳密には相模湾)

 

私の憧れ。何はともあれ海だ。

残念ながらサーファーでもガングロギャルでも無いけれど、ただただ、海沿いを歩くのが好きだ。

場所柄、鎌倉の七里ヶ浜や、江ノ島近郊の片瀬海岸に比べて、比較的人が少ない。春や秋なんかにぶらりと人の少ない海岸を行く、それが本当に心癒されることだった。

夜になると、満天とはいかないまでも、それなりに星を見ることもできる。特に南向きには遮るものが無く、ただただ波の音と共に佇むことができる。

まあ、夏は、昼も夜も当然人が多いんだけど……。



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石原慎太郎は逗子ゆかりの人物。ちなみに訪れたのは夏真っ盛り、夜でも若者たちは賑やかだった。

 

 

そして、海が街から近いという利点。

JR、京急、どちらからでも難なく歩ける距離。仕事帰りにそのまま海、あるいは通勤前に、なんてことも、たぶん可能だ。

  

その街も、最低限のものは揃っている。

スーパー、100均、本屋、チェーンの飲食店。役所だって駅から近い。それに近年はちょっと洒落たお店も増えている。休日のランチやディナーも色々と楽しめることだろう。

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逗子市役所。この日は隣の亀岡八幡宮でお祭りだった。


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街角で見かけたオシャレなお店。Think Globally, Act Locally

 

ここからは、地元民じゃないとなかなか味わえないだろうな、というエリア。

(……つまり、1日で見て回る分量では無いな、ということ。行ったときはめちゃくちゃ疲れた)

 

まずは、リビエラ逗子マリーナというリゾートチックな施設。


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さながら海岸のリゾートのような空間。

クルージングも、結婚式もできる。

そんな物に用はない自分のような一般庶民も、歩いているだけで束の間の高級リゾート感になんとなくウキウキする。


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こんなフォトジェニックな光景も見られる。 というより、写真を撮るために訪れたような方が何人もいた

 

その近くには材木座海岸

公共交通機関はバスしかなく、穴場としてよく紹介される海岸だ(それは穴場なのか、という問いは……まあ、うん)。


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向こう岸が材木座海岸。結構人がいるような。 

 

 

そして、披露山公園

この展望台が醸し出す、ノスタルジーと言ったら。

 


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ただ、この周辺のツッコミどころがどうしても気になってしまうのは悪い性……。


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なぜ猿が……??

 

もし、住むとしたら。街は先述の通り最低限整っているし、通勤だって大丈夫。

湘南地域の海沿いの街では、実は屈指の良アクセスを誇る。

 

JRは湘南新宿ライン直通、品川まで1時間以内。始発も運行しているから座れる可能性もある。大船や横浜で乗り換えれば、行き先はさらに広まる。

ちなみに、隣駅は鎌倉だ。「鎌倉が定期圏内」というワードだけで、なぜか強烈に痺れてしまった1年前の自分。

まあ実際、タダで鎌倉観光に行けるのは凄い。

 

またJRが止まっても、京急逗子線がある。こちらもなんと始発駅、急行も出ている。快速は金沢八景金沢文庫、上大岡で乗り換えればOK。

休日でも、金沢八景(シーサイドライン)〜金沢文庫という、これまた自分の好きなエリアが近くて魅力だと思っていた。

 

敢えて難を上げるとすれば、山と海の間の街なので、災害時が不安なこと。そしてあまり住む場所が無いこと。

前者は湘南の宿命みたいなものだからともかく、後者は本当に惜しい。

実際、賃貸を探したこともあるけれど、なかなかいい条件を見つけるのは難しく思えた。

そして安いと思ったら、山の中、というよくあるパターン。

海の近くの一軒家、いいなあ……。でも災害時には……うーむ……。

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ちなみに、さっきの披露山公園の横は高級住宅街。山の上でも、さすがにここは当然地価もとんでもないのだろう。外車で外界と行き来するのだろう。

 

と、取らぬ狸の皮算用をしているうちに、諸事情で住むタイミングも逃してしまった。

だけどあの海が近くにある生活というのは、本当に素敵だろうな、と思う。

いずれまた、移住計画を立てるかもしれないけれど。

まあ、こうして憧れつつ、たまに遊びに行くくらいが、ちょうどいいのかもしれない。

 

賑やかな夏は過ぎたから、またそのうち、秋の波の音に癒やされに行こう。


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ライブ感想:Lamp Asia Tour 2018 (in 東京)

 昨日、私の大好きなバンド、Lampのライブに行ってまいりました。

 初めてのライブ参加…と言いたいけれど渋谷HMV(2018/06/12)のミニライブは行ったから1.5回目…?まあ、大きなライブは初めてです。わくわく。

 

 会場は鶯谷東京キネマ倶楽部

www.kinema.jp 

 

 鶯谷駅で降りるのは初めてだったんですが、ヤバい街とだけは聞いていまして。

 で、地上に出て0分で、綺麗なお姉さんがおじさんに「バイバ〜イ♡」と手を振ってるのを見て「ああ、ここヤベえわ」と。

 

 それはともかく会場へ。


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 オッシャレ〜

 

 後で知ったのですが、元キャバレーらしいですね、なるほど。

 今回は立ち見ですが、ウェブサイトで見たようにさぞ綺麗なのでは……!


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 まあそうですよね(上階は関係者席でした)

 とはいえ舞台上の装飾とか、いかにも「ショー」という感じで期待も高まります。

 

 と思っていたら、Lampのメンバー、ちゃんと上から出てきてくれてありがとうございます!!(笑)

 

 セトリは染谷さんご本人が公開していらっしゃるので引用。

  

 ということで、ここからは超絶個人的な感想。

 

 

・突然の「渚アラモード」で涙腺決壊寸前

 

 いや、最新アルバムの曲が来るのはそうですし、「さち子」のような(比較的)メジャー曲が来るのはまだ予想できるんですよ。

 まさかでした。大好きな曲の一つであり、なぜかいつも聴く度に無性に胸がきゅううっと締め付けられる曲なので、こう唐突に来られるとね、泣きますよね、うん。まだ4曲目だからなんとか耐えましたが。

 あのキラキラ感と甘さと愛しさの混ざりはライブでも最高ですねえ……

 

 

・「恋は月の蔭に」の雰囲気が最高

 

 永井さんも触れていましたが、会場の雰囲気にバッチリ。

 恥ずかしながら未聴の曲だったのですが、この会場でこういうアダルトな曲を持ってくるとはさすが……と。

 スポットライトが本当に似合うし、ちゃんと後ろの幕も妖しい紫色になっていたし、もう、あの雰囲気で2時間ほどダンスしたいくらいでした。そんなダンスの経験無いですけど()

 

 

・「八月の詩情」で永井さんのキーボードに驚き

 

 へ……弾くんですか……!?と。しかも弾き語り。カッコイイ。

 CDクレジット見たら書いてるのかもしれませんが、そこまであまり見ないタイプなので……。その前のMC(「演奏前に曲名言ったら永井怒るんですよ」→「では八月の詩情」「僕怒ってますよ?(苦笑)」)と合わせて印象的でした。

 

 

・「ソーダ水の想い出」

 

 

 

 ライブ後のサイン会でご本人にもとても良かったとお伝えしましたが、

 

 この曲の香保里さん、神

 

 ほんと何かの特典音源として欲しいです

 

 

・「青い海岸線から」→「君が泣くなら」の繋ぎのとんでもないカッコ良さ

 

 まず「青い海岸線から」の時点で相当気持ちが盛り上がって、からの、意味深なラテン風キーボードソロ。そこからいろんな楽器を乗せてアドリブ的に進んでいくのですが、ここで数分間、バックバンド中心のインストで進める斬新さ……!

「でもこれ何の曲?」と思っていたら、次第に浮かび上がってくる聞き馴染みのある間奏。ぴくっとなったら、そのまま自然な流れで「君が泣くなら」へ。

 これまた大好きな曲ということもあり、感謝感激です。どれくらい好きかというと、「かーすっかっにーたっだっよーうー」って歌いながら春は通勤しているくらい(不審者)

 イントロのフルートが聞けたのも良かったです〜あのフルートがお気に入りな元吹奏楽民なので。

 

 

・ラストは「1998」

 

 ああ、「東京に さよならを」。

 ライブツアーの最後でもありますし。

 平成最後の夏が終わるんだな……なんてことも胸を去来していました。

 

 

・アンコールのラストに「空想夜間飛行」

 

 これまた大好きな曲なので、あーーありがとーーという気持ちで溢れかえる。

 Twitterでも言いましたが、この曲を題材に小説を書いたこともあるくらいなので。そりゃもう本当に嬉しいですよ。(良かったらどうぞ→) 

estar.jp 

 

 しかも、今回『「夜会にて」で始まり「空想夜間飛行」で終わった』んですが、この日のライブ直前、その逆に聴きながら来ていたという偶然……!Lampさんエスパーですか???

 

 他にも「香保里さん何個楽器触ってるの」とか「ベースの人楽しそう」とか「トークのゆるゆるさと曲の精緻さのギャップが」とか色々ありましたが、いや良かったです、本当に良かった。ライブって実はあまり行かない人間なんですが、凄く良かった。

 その後、鶯谷〜上野間を思わず歩いてしまうほど良かった(謎)

 

 気になっていたコードブックも購入できましたし、サインもいただけて、勉強しようと思います(「街は雨降り」をはじめコード進行の素晴らしさよ……!)

 

 これからは秋が深まっていき、涼しい時期に入りますが、Lampの曲があれば大丈夫。どの季節でも我々の強い味方です。

 せっかくの秋だから、そろそろ「A都市の秋」も聴き始めましょうかね。

 また、何度でもLampのファンになってしまいそうです。

 

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