前回の偽ヨーロッパからだいぶ時間が経ってしまいました。
何分、中の人が相当多忙(ほぼ創作活動が理由)(自業自得)なものでして……
まとめないよりかは、いけるときに書き出しておこう、ということで。
偽ヨーロッパ第4弾です。
こんな感じなので、今回はテンション普通かもです。
いつもがおかしいだけ説は充分にある。
ちなみに、今回から関東以外にも進出していきます。ようやくですね。
ただ、今回は……いえ、まずは読んでいただきましょう。
1. スタジオEASE 目黒 (東京都品川区・目黒駅)
東京、山手線の主要駅の一つ、目黒駅。(そういや品川区だったな……)
この辺りで車窓を眺めていて、もしかしたら洋風の建物が並んでいるのを目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
その正体がここ、スタジオEASE。
名前の通り、実は撮影用のスタジオなんです。
だから、内部は基本的にスタジオの利用者しか入れない……訳なんですが。
時々イベントを行っておりまして、その際は一般の方でも普通に入ることができます。
一番狙いやすいのは、月二回ほど開催される「路地裏ダイニング」。お食事ができるイベントです。
公式インスタグラムで情報を確認できます。
https://www.instagram.com/studio_ease/?hl=ja
なお、「路地裏ダイニング」は18時以降に行われるイベントのため、たとえば今の時期(11月)だともう真っ暗。
だから今回並べている写真は、明るいときを写すために、日照時間が長い5月の晴れた日に強行日程を組んで行きました。
もちろん夜も素敵な空間なので、そちらを楽しみに行くのも良いと思います(※というかコンセプト的にそれが正しい)
ボンジュール石畳。
2. アークタウン (千葉県市川市・北国分)
北総線・北国分駅を出るとすぐに見えるこのエリア。駅近で便利ですね。
オレンジ色で可愛らしい。この色合い、個人的に大好きです。
こちらは商業施設。
フラワーショップ、美容院、レストラン……と定番のものがならんでおります。
しかし、なぜか公文式があります。
やってて良かったやつです。たぶん日本一オシャレな公文式ではないでしょうか。
小ぢんまりとしているものの、優しい色合いと建物の低さで親しみやすい場所です。
ただ、春の休日の夕方に訪れたのですが、あまりに人がいなくて少し寂しさが……。あと外掃除中の店員さんの姿がちらちら見えて、なんだか申し訳なさが。
やっぱり多少の賑わいは大事ですね。お昼頃とか、公文が開いているタイミングならきっと変わると思います。再訪してみたいところ。
噴水と石畳のオトクなセットをどうぞ。
3. アルピーノ村 (埼玉県さいたま市・さいたま新都心駅)
今度は、規模としては小さいものの、なかなか素敵なこちらをご紹介。
さいたま新都心駅から、東向きに歩いてしばらくの所にあります。
公式HPによると、元はフランス料理店だけがあり、そこから拡張する形でいくつかの店がオープン。そして「アルピーノ村」という一画を形成したそうです。
なお、本筋からは逸れますが、アルピーノ村全体としてはヨーロッパ風に限っておりません。
「素敵屋さん」とか結構気になってます。少なくとも入り口は確かに素敵ですね。
えっと、
あっ、石畳ありますね。大丈夫。
4. 倉敷チボリ公園跡地 (岡山県倉敷市・倉敷駅)
これは歴代でも一番メジャーな場所ではないでしょうか。
念のために解説。
かつて、岡山県倉敷市に「チボリ公園」というテーマパークがありました。デンマークのコペンハーゲンにあるテーマパークをモデルにした大規模な施設でした。
しかし採算が取れず閉園。現在、跡地の大半はショッピングセンターとアウトレットになってしまっていますが、僅かにかつての名残が見受けられます。
ちなみに、筆者は幼い頃に在りし日のチボリ公園に訪れたことがあります。
……と言っても、小学校低学年くらい?だから全然覚えておらず……。夜景が綺麗だったな、という薄っすらとした記憶しかありません。
残念ではある一方、少しだけでも形跡を残してくださった方々には敬意を払いたいですね。
5. 二十四節記 (大阪府高槻市・上牧) [閉業]
先ほどのチボリ公園は、ずっと前、自分がこの活動を始める以前に閉業していたので、「まあ仕方あるまい」という気持ちです。
しかしこちらは、知ったときには「しまった」という思いでした。
二十四節記は、阪急京都線上牧駅近くにあったヨーロッパ風のエリア。
小さなお店が並んでいるタイプで、2つ目に挙げたアークタウンとややコンセプトは近いでしょうか。関西ではやや珍しい種類の偽ヨーロッパでした。
実は数年前に何かのきっかけで存在だけ知ってはいたものの、場所を控えておらず、「どこだっけ」というのをしばらく続けておりました。
その後、なんとか探し当てたときには……なんと、閉業間近。
しかし自分は現在、東京に住んでいる身のため、行くことも叶わず……。
ただ、関西に住んでいる友人に話してみたところ、「用事のついでに見てくるわ〜」というありがたい返事が。
それが今年の5月。閉業から2ヶ月のことでしたが……ご覧ください。
なんとかギリギリ名残は確認してもらえたものの、得も言われぬ……という感じ。
現在はもうすっかり消滅したのでしょうか?また機会があれば見に行きたいとは思っておりますが……。
筆者は近代建築好きでもあり、その都合で「建物はいつ無くなるか分からない」というのをいつも心に刻んでおります。
そして、偽ヨーロッパもまたかくありなん。不景気、改装その他の理由で気付いたときには消えてしまっている可能性もあります。
(実は「消えた偽ヨーロッパ」は他にも認知しております)
もちろん、日本の全ての偽ヨーロッパを一人で回れるなんて思いませんし、いつか熱が冷めるかもしれません。
しかしこの件を受けて、今のうちに回れるだけ回っておこう、そしてささやかでも記録に残しておこう、と改めて思った次第です。
……なんて、堅苦しく書きましたが。
いざ新たな偽ヨーロッパを見たら、「うおーすげー」「ええこんなところに!」って毎回なっております。しばらくは大丈夫そうです。安心してください(?)
それはそれとして、まだ撮り溜めはあるので、機を見つつまた纏めたいところですね。
次回も、首都圏以外から色々出せる予定です。どんどん広げるよ!
それでは。Ciao!
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過去記事
(2020.04.15 微修正)