ジンジャー・エールの生姜率

勢いで始めてしまったブログ。旅行や小説や音楽を語るともっぱらの噂。

都会の偽ヨーロッパ(偽ヨーロッパ[3])

どうもです。

 

これまでTwitterやブログで度々紹介してきました「偽ヨーロッパ」。第3弾です。

前回は「住める」というコンセプトでしたね。

 

yawing-hanon98.hatenablog.com

 

 

今回は対照的に「街中」でお送りしていきます。なお全て東京都です。都心を攻めるぞ。

 

ちなみにタイトルの「都会」は「まち」と読みます。昔流行った某小説的な。

そう言いつつ未読なんですが(いや正確には1巻の20ページくらいまで読んだか)

 

 

1. アニヴェルセル表参道

 

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表参道自体がヨーロッパ風味の場所ではありますが、「ヨーロッパ風」をどこまで広げるかが難しい。今回は絞っていきます。

 

主役は、第一回にも登場した結婚式場「アニヴェルセル」。

以降の調査で日本のあちこちに存在することが分かり、密かに少しずつ確認に赴いております。(いつかお話しできればいいですね)

ただ、敷地内に入れない場所も多いんですよね。まあ結婚式場だから当然なんですけど……。

 

ここはカフェを併設している関係で、式場の前までは見学可能。

 

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式場の建物。当然中には入れず

 

ここのカフェ、「アニヴェルセル カフェ」は表参道の紹介記事に大抵載っているイメージです。

空間がヨーロッパの駅みたいで大変よろしいんですよね~

 

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奥に見えるのがカフェです

 

あの、そろそろ言わなくてもいいと思うんですが石畳です(小声)(以下略)

 

 

2. ヴィーナスフォート (お台場)

 

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むしろなぜここを忘れていた、というレベルのメジャースポット。

屋内だから盲点でしたね……。

 

一大観光エリア、お台場にあるヴィーナスフォート

ここのワンフロアが、イタリアを模した、ゴージャスな雰囲気の商業施設になっています。

 

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ここの特筆すべき点は、なんと屋内なのに空の色が変わること!

……なのですが、偽ヨーロッパには特に関係ないので省略。

 

この場所は凄い。噴水はもちろんのこと、

 

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豪華だなあ……

 

なんと教会のような場所まであります。

 

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「教会広場」。結構大きいです。

 

このように、完璧にヨーロッパの1つの街区を再現しています。

 

テナントも意外と高級店ばかりという訳でもないですし、なんなら買い物をせずぶらぶら歩くだけで結構楽しいですよ。たまにイベントもやっています。

 

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このときはチームラボの展示がありました

 

3. 赤坂サカス

 

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名前はその響きの良さで知っていましたが、訪れたのは初めて。

しかも用事のついで、時間潰しに立ち寄っただけなので、まさかここが「偽ヨーロッパ」だということも知らず……本当に偶然の出会いでした。

引き寄せの法則」ですかね(違う)

 

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周囲にビルが目立つとはいえ、完全にヨーロッパ的な造りですね。石造り風の色合い。統一された高さ。道に合わせて建物の側面がカーブしている。

このうちの1つはTBSショップになっております。上手いこと考えましたね。

 

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右側がTBSショップ。立ち寄りましたがそういや最近テレビ観てない……

 

このときはベンチでぼーっと休憩していましたが、カフェ(バー?)とスタバもあり、都会の中のオアシス。ゆったりできて良さそう。

 

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そしてそびえ立つTBS本社

 

4. Borgo大〆(神楽坂)

 

神楽坂は、随所でフランスを感じるスポットとして(恐らく一部界隈で)有名です。

 

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さすがに1、2店舗並んでいるだけでは「偽ヨーロッパ」とは名付けられませんが、散策中に素敵な場所を見つけたのでご報告いたします。

 

Borgo大〆。

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小さな敷地ですが、石畳、統一感のあるカラフルな建物等にヨーロッパのテイストを感じます。

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白い出窓もヨーロッパ的ポイント

 

狭い場所ですが、店がいくつかありまして、フレンチ、蕎麦屋等が入っているご様子。

路地裏で人も少ないので、ほっこり過ごせることでしょうね。

 

 

5. ブラームスの小径~フォンテーヌ通り(原宿)

 

 

今回の最後は、素敵なストリートで締めくくりましょう。

 

ここ、実はあまり教えたくないんです。

人混みが苦手な自分にとって、原宿、特に竹下通り周辺はあまり行きたくない場所の1つです(なぜいつもあんなに混雑しているのか……)。

そんな中、ようやく見つけた貴重な癒しスポットの1つなので。

……紹介はするけどこれから重用する予定だから来ないで!!!()

 

賑わう竹下通りを一本入ったところからスタートです。

まずはブラームスの小径。

 

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ちゃんと石畳

どうでしょう、この静けさ。

もちろん通行人はちょくちょく見かけますが、周辺の大通りとは雲泥の差。竹下通りのカラフルな世界とは真反対の、大人びた空間ですね。

昔、正面に流れている小川をセーヌ川に見立てて洋館を建てた方がおりまして、それがきっかけでこのような小径になったそうです。

現在、小川は暗渠になっておりますが、曲がりくねっているのはそういう理由なんですね。

 

あと、面白いものを見かけました。次の写真の建物、室外機の配置なんですが、

 

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これ!

 

屋根裏の窓っぽく配置されているんです。ヨーロッパの建物で見かけるやつ。

 

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こういうの

なるほど、ここはマンションではなくカフェ。あそこに人が住むのでなければ窓を置く必要もない。

そこで室外機という必ず設置される物を用いて、石造りの建物に合わせた飾り付けとする。粋ですね、おしゃれですね。

 

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と思ったら向かいの建物は普通に窓でした。あれ?


そこからしばらくは普通の小径ですが、歩いていくとまたヨーロッパ風に。

今度はフォンテーヌ通り。

 

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暗くてすみません、「フォンテーヌ通り」と書いています


こういう名前が付いているということは、そうですね。

噴水があります。

 

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ふぉんてーーーぬ

飲食店でもあるのかな?と中を覗いてみると、なんと美容院ばかりが入っていました。
なんて豪華な……どんな髪形にされるのでしょう……なぜかベッカムしか思い浮かばない自分がいます(平成の人間)
 

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しかし凄い建物……

この先は「モーツァルト通り」となり、教会があって、大通りに出ます。

ややコンセプトから外れるかな?と思ったので省略しましたが、最後まで非常に良い通り道でした。

 

良い通りだから、来ないでね(はあと)(二回目) 

 

 

 

以上です。

都会、それも東京となればビルばかりというイメージですが、ちょっとした所にこういう偽ヨーロッパがあるんですね。

何度か書いた気もしますが、こういう場所がある種「オアシス」として働いているのかなとも思います。ヨーロッパの洗練された部分に託して、ちょっと街に洒落た彩りを加えよう、と。

 

さて、第3回も終了しましたが、ここ最近、新たな偽ヨーロッパを着々と開拓しております。

増えてくると管理が難しくなってきたので、「偽ヨーロッパマップ」も作成中です。

こちらもまたいつか公開できればと思います。

 

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それでは。Au revoir!