どうもです。
これまでTwitterやブログで度々紹介してきました「偽ヨーロッパ」。第3弾です。
前回は「住める」というコンセプトでしたね。
今回は対照的に「街中」でお送りしていきます。なお全て東京都です。都心を攻めるぞ。
ちなみにタイトルの「都会」は「まち」と読みます。昔流行った某小説的な。
そう言いつつ未読なんですが(いや正確には1巻の20ページくらいまで読んだか)
1. アニヴェルセル表参道
表参道自体がヨーロッパ風味の場所ではありますが、「ヨーロッパ風」をどこまで広げるかが難しい。今回は絞っていきます。
主役は、第一回にも登場した結婚式場「アニヴェルセル」。
以降の調査で日本のあちこちに存在することが分かり、密かに少しずつ確認に赴いております。(いつかお話しできればいいですね)
ただ、敷地内に入れない場所も多いんですよね。まあ結婚式場だから当然なんですけど……。
ここはカフェを併設している関係で、式場の前までは見学可能。
ここのカフェ、「アニヴェルセル カフェ」は表参道の紹介記事に大抵載っているイメージです。
空間がヨーロッパの駅みたいで大変よろしいんですよね~
あの、そろそろ言わなくてもいいと思うんですが石畳です(小声)(以下略)
2. ヴィーナスフォート (お台場)
むしろなぜここを忘れていた、というレベルのメジャースポット。
屋内だから盲点でしたね……。
一大観光エリア、お台場にあるヴィーナスフォート。
ここのワンフロアが、イタリアを模した、ゴージャスな雰囲気の商業施設になっています。
ここの特筆すべき点は、なんと屋内なのに空の色が変わること!
……なのですが、偽ヨーロッパには特に関係ないので省略。
この場所は凄い。噴水はもちろんのこと、
なんと教会のような場所まであります。
このように、完璧にヨーロッパの1つの街区を再現しています。
テナントも意外と高級店ばかりという訳でもないですし、なんなら買い物をせずぶらぶら歩くだけで結構楽しいですよ。たまにイベントもやっています。
3. 赤坂サカス
名前はその響きの良さで知っていましたが、訪れたのは初めて。
しかも用事のついで、時間潰しに立ち寄っただけなので、まさかここが「偽ヨーロッパ」だということも知らず……本当に偶然の出会いでした。
「引き寄せの法則」ですかね(違う)
周囲にビルが目立つとはいえ、完全にヨーロッパ的な造りですね。石造り風の色合い。統一された高さ。道に合わせて建物の側面がカーブしている。
このうちの1つはTBSショップになっております。上手いこと考えましたね。
このときはベンチでぼーっと休憩していましたが、カフェ(バー?)とスタバもあり、都会の中のオアシス。ゆったりできて良さそう。
4. Borgo大〆(神楽坂)
神楽坂は、随所でフランスを感じるスポットとして(恐らく一部界隈で)有名です。
さすがに1、2店舗並んでいるだけでは「偽ヨーロッパ」とは名付けられませんが、散策中に素敵な場所を見つけたのでご報告いたします。
Borgo大〆。
小さな敷地ですが、石畳、統一感のあるカラフルな建物等にヨーロッパのテイストを感じます。
狭い場所ですが、店がいくつかありまして、フレンチ、蕎麦屋等が入っているご様子。
路地裏で人も少ないので、ほっこり過ごせることでしょうね。
5. ブラームスの小径~フォンテーヌ通り(原宿)
今回の最後は、素敵なストリートで締めくくりましょう。
ここ、実はあまり教えたくないんです。
人混みが苦手な自分にとって、原宿、特に竹下通り周辺はあまり行きたくない場所の1つです(なぜいつもあんなに混雑しているのか……)。
そんな中、ようやく見つけた貴重な癒しスポットの1つなので。
……紹介はするけどこれから重用する予定だから来ないで!!!()
賑わう竹下通りを一本入ったところからスタートです。
まずはブラームスの小径。
どうでしょう、この静けさ。
もちろん通行人はちょくちょく見かけますが、周辺の大通りとは雲泥の差。竹下通りのカラフルな世界とは真反対の、大人びた空間ですね。
昔、正面に流れている小川をセーヌ川に見立てて洋館を建てた方がおりまして、それがきっかけでこのような小径になったそうです。
現在、小川は暗渠になっておりますが、曲がりくねっているのはそういう理由なんですね。
あと、面白いものを見かけました。次の写真の建物、室外機の配置なんですが、
屋根裏の窓っぽく配置されているんです。ヨーロッパの建物で見かけるやつ。
なるほど、ここはマンションではなくカフェ。あそこに人が住むのでなければ窓を置く必要もない。
そこで室外機という必ず設置される物を用いて、石造りの建物に合わせた飾り付けとする。粋ですね、おしゃれですね。
そこからしばらくは普通の小径ですが、歩いていくとまたヨーロッパ風に。
今度はフォンテーヌ通り。
こういう名前が付いているということは、そうですね。
噴水があります。
飲食店でもあるのかな?と中を覗いてみると、なんと美容院ばかりが入っていました。
なんて豪華な……どんな髪形にされるのでしょう……なぜかベッカムしか思い浮かばない自分がいます(平成の人間)
この先は「モーツァルト通り」となり、教会があって、大通りに出ます。
ややコンセプトから外れるかな?と思ったので省略しましたが、最後まで非常に良い通り道でした。
良い通りだから、来ないでね(はあと)(二回目)
以上です。
都会、それも東京となればビルばかりというイメージですが、ちょっとした所にこういう偽ヨーロッパがあるんですね。
何度か書いた気もしますが、こういう場所がある種「オアシス」として働いているのかなとも思います。ヨーロッパの洗練された部分に託して、ちょっと街に洒落た彩りを加えよう、と。
さて、第3回も終了しましたが、ここ最近、新たな偽ヨーロッパを着々と開拓しております。
増えてくると管理が難しくなってきたので、「偽ヨーロッパマップ」も作成中です。
こちらもまたいつか公開できればと思います。
それでは。Au revoir!