ジンジャー・エールの生姜率

勢いで始めてしまったブログ。旅行や小説や音楽を語るともっぱらの噂。

渋谷がニガテ 渋谷系は好きなのに

私は、どうも渋谷と相性が悪い。

 

……いや、渋谷系のファンなのに?という感。

まあ今の渋谷に90年代渋谷系の香りはほとんどないって言いますし。……昔の渋谷、知らないけど。

 

 

昨日、渋谷に行ったんですよ。大好きなアーティスト・Lampさんが渋谷HMVトークショー&ミニライブをやると知って。

電車乗り乗り1時間。久々に渋谷へ上陸しましたが、地上に出るやいなや

「あーなんか無理」とシブヤ=ニガテ病を発症し、

直後、急ぎ足の女性にぶつかられ謝罪もなく通過され、より一層病は悪化しました。

 

トークショーもライブも良かったので救われたのですが、外に出ると20時過ぎ。

なんか食べて帰ろうかな?と思ったところで、ふとまたニガテ病が蝕む。

 

苦手な理由その1. 入れる飲食店が少ない

 

いやいや渋谷とか食べる所ばっかだしーww何言ってんのイナカもんプーーwwww

東京ボーイズ&ガールズが高笑いするところを勝手に想像して勝手にムカついているのですが、

気軽に入れる飲食店、と言い換えましょうか。

 

数年前、関東に来たばかりの頃。

NHKホールで単身N響を聴いた後、せっかくだから渋谷に戻って何か適当に食べて帰るか〜と歩いていたのですが、物の見事に飲み屋かオシャレなお店しかない。

いや別に飲む気分でもないし……そんなオシャレでお高い所で一人ディナーもイマイチだし……。

結局どこかの地下の中華料理店に入ったのですが、ガラガラだったのがなぜか凄く印象に残っています。

確かに、友人で集まったり恋人と過ごしたりするには、良い店がたくさんある気配がします。でも一人で、それもサクッと食べて帰りたいときに本当に困る。

新宿だったら割と色々ジャンルあるのになあ……

 

とはいえ、渋谷も探せばあると思うんですよ。チェーンのファミレスとか(めっちゃ混んでそうですけどね!)。

でも、それを邪魔するものが、

 

苦手な理由その2. 導線が意味不明

 

まず、地上のどこか目的の方角に出るだけでも相当困る。

地下はやけに長く、おまけに上へ下へと行かされていたずらに不安を煽る。

かといってなんとかどこかの地上に出ても、殺人的なほどの人口密度。

スクランブル交差点の上空写真はよく"ニホンジン=スゴイ"として紹介されますが、歩いてみると「アホちゃう??」としか思えません。ほんと東京人どうなってんだ

 

新宿は「ダンジョン」と呼ばれて久しいですが、意外となんとかなるんですよ。

というか、人が意外と分散している上、地上は比較的見通しやすい場所も多くて気分的に少しマシです。

それに地下も、道を間違えても飲食店街があったりして、まあ急いでなければ多少風景は楽しめます。

 

渋谷は人が集中しすぎて(+今は工事もあって)見通せない。

しかも渋谷は地下が殺風景すぎる。

いや、地下にも確かにちょいちょい店とかあるんですけど、基本的に地下神殿かというくらいモノトーンなんですよね……。しかもそれがやたら広大ときたもんだから、もう。

これらが重なった結果、適当にご飯、というのが非常に難しくなっている。どこに何があるのか、すっごく分かりにくい構造だと思うんですよね。

そうそう、この辺りに関連する話なんですが、

 

苦手な理由その3. 乗り換えで泣きそうになる

 

これは外せない。

 

 

関東に来た年の夏休み、「聖蹟桜ヶ丘」に行こうと思ったんですよ。

というのも映画「耳をすませば」のファンでして。関東に来たんだし、聖地巡礼は一度しておきたいな〜と前々から楽しみにしていました。

初めての場所です。当然乗換案内アプリでルートを調べるのですが、サジェストされたのがこちら。

東急東横線 渋谷→京王井の頭線 渋谷に乗り換え」

 

 

………………本当にこっちで合ってる?

………………え、地上?地上に出ていいの?

………………はい?まだエスカレーター乗るの?これで間違えてたら泣くよ? 

 

 

いや、本気で不安しかなかったです。まさか目的地に着く前に旅が始まっているとは。

たぶん東急の場所も悪いんでしょうが、あれを同一駅の乗り換えと言っていいのか……。調べたら「直線距離579.3m 上下28.2m」ってこっちのがよっぽどダンジョンだわ井の頭線ホームにボスでもいるのかよ

遠い乗り換えの代名詞・京葉線東京駅〜山手線東京駅の方が、ルートが分かりやすい分マシな気さえします。

 

 

それだけじゃなく。

これは就活中、東京に来たときのことだったと思うのですが。

渋谷から夜行バスのために池袋に戻ろうとして、「あーでも平日夜の山手線とか混みそうだな……」とうんざりしていたとき、気付いたんです。

「おっ、埼京線とかいうのがあるやん!こっちの方が空いてるかも!」

 

歩く。

歩く、歩く。

歩く、歩く、歩く。

歩く、歩く、歩く、歩く、歩く、歩く、歩く、歩く、歩く、歩く、歩く、歩く、 

歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く 

 

 

着かねえええええええええええええええええええ

 

 

なぜ、埼京線ホームはあんなにも遠い。

こっちは面接とか終えてへとへとになっているのに、しかもこれから夜行バスに乗るのに無駄な体力を使わせないでほしい…………と朦朧としながら歩いた記憶があります。

しかも埼京線が普通に混んでいたというオチ。今から思えば、埼玉県民の帰宅用路線なので当たり前なんですがね。

 

だから極力渋谷で乗り換えないのですが、 時々必要なときに困るんですよねー……。

 

 

苦手な理由その4. というか若者文化から外れたお一人様はお呼びでない

 

正直言って、苦手な理由はこれに尽きる気がします()

 

渋谷と言えば、今も昔も「若者文化の発信地」。ですが。

別にファッションにそこまで興味なし、別にエネルギッシュなベンチャー企業の人と会いたいわけでもなし。そもそもギリギリ若者っぽい部分は音楽だけだがそれもジャンルが偏っている、ときたら、渋谷に来る意味はもはや皆無。

そう、つまり自分は渋谷に来る人間ではないのです!わあ結論出ちゃった!解散!

 

それでも、友人や恋人と来たらそれ相応に時間は過ごせると思うのですが、基本的には一人でぷらぷら街歩きが好きな人種なので。しかも、良い建物を観たり公園に行ったり広い場所でくつろいだりとかが好きなので、とことん合わないんですよねこの街と。

今、書きながら改めてうなずきました。うん、合わないんだなこの街

 

 

もちろん渋谷にもいいなと思う場所はあります。

Bunkamuraなんかはよく面白そうな企画をやってますし、 ロフトとかの辺りはぷらぷら歩いて楽しい店も色々あります。全部がニガテってほどではないんですが。

でも、行くならまだ新宿とか池袋とかの方が、まだ受け入れられている感があるんですよね。馴染めているとまではいかなくても、許容されている感。

 

 

ちょうど関東に来る数年前から、CapsuleとかCymbalsとか、渋谷系の流れをくむ音楽にハマっていました。やっぱり、渋谷は特別な場所という思いがあった。

でも、皮肉ですね、本当に渋谷だけはニガテ。

 

冒頭で、今の渋谷には〜という話を書きましたが、実は20年前の宇田川町でも自分は苦手意識を感じていたかもしれないな、と思います。

たぶん、合わないんです。渋谷。

自分は、渋谷という街を、CDからの音を通して眺めているのが好きだから。

生身の体験からワンクッション置いた渋谷を、これからも眺めるのだろうな。

 

 

 

あ、そうそう。今朝、風邪を発症しました。

シブヤ=ニガテ病、恐るべし……。