ブログを更新した後は、数日間ちらちらアクセス解析を見るのですが、最近ちょこちょこ人が増えてきていて嬉しい限り。
というわけで、ここらで一回、ネットにアップしている小説の話でもします。
というか、ブログの冒頭に「小説を語る」と言ってる割に一回も小説の記事上げてないですし。
エッセイとか、本全般の話だけはあったけれど…看板の偽りっぷり
小説自体は学生時代から書いていて、友人に見せたりして楽しんでいました。
あとは投稿も何度か。もちろん夢はでっかく芥川・直木ですよ。
まあ、当然のごとくまっっっったく橋にも棒にもかからないんですけど。
(と言いつつ一回だけ一次は通ったことありますが…落選したのだから同じ)
就職してからはどうしても忙しさにかまけてペースダウン。それに見せる相手が全然いなくなったのも大きいですね、書き甲斐の低下。みんな忙しいのは同じ。
そこでふと心境の変化があり、ネット上に投稿してみようかな、と思っていくつかリサーチ。
・カクヨム:異世界とSFのイメージ。ネット文化を引き継いだ感が強い
・エブリスタ:やや女性向け。人と人とのあれこれな話が多いイメージ。
自分の小説は割とヒューマンドラマよりの傾向があるので、エブリスタかな、と。
ちょうどエブリスタで目ぼしいコンテストがあったのもきっかけでしたかね。
(カクヨムの雰囲気も楽しいので、いつか似合う作品が書ければ掲載しようかな…とか思ったりしてます)
エブリスタは、コミュニティとかファンとか、交流が盛んなサイトではありますが、基本的には細々と執筆、出したいコンテストがあれば投稿、という感じで進めています。
あんまり精力的になりすぎるとしんどいですしね。継続が大事
長々と書きましたが、いくつか作品紹介をさせていただきます!
「檸檬二個分と」
不倫の話です。
(はいこの時点で3割くらい読者減ったー)
不倫とはいっても、大学生の話ということもあり、結構鮮やかに――京都の春を描き込みながら――仕立てた作品です。
色々な意味で難しい作品でしたが、この作品を書いたおかげで、人の交わりを描くことや、情景を描くということについて、何か大事なものをつかめた気がします。
あと自分に不倫経験は全く無いです(名誉のため)。
実はこの作品、2回文学賞に落ちているかわいそうな作品です。
2回目は結構ちゃんと書き直したんですが、無関係だった模様。
だから、読もう。
花蓮と一緒に、泣こう。
そして落選しまくった作者と一緒に、泣こう(
「おかえり。」
幼馴染と夏の空。
2018/05/11現在、一番読まれている作品みたいです。たったの2桁か…ザコめ…
だけどこの作品、実質たった5時間で書いたんですよ。これくらいの長さの作品では最短記録。労力と評価は比例しないとはまさにこのこと。
「南海電車コンテスト」みたいなコンテスト用の作品でしたが、あえなく落選。
そりゃ5時間で書いた話なんか通してたまるか
ただ友人の受けは割と良かったので、読み物としてはちゃんと書けたのかな?
もちろん反省点はいくつもありますが、これはこれで一つの作品かと。
こういう幼馴染ものが昔から結構好きで、
近年「幼馴染は負けフラグ」とか言われていて非常に世知辛い…poison…ですが、
どれくらい好きかというと、人生で初めて書いたのが「幼馴染の男女とクリスマスの話」なくらい好きです(伝わりにくい)
いわば得意分野?に、「離れていた地元に戻る」という実体験から膨らませやすいテーマを含めたから、スムーズに書けたのかな、と。
郊外の夏の空を思い浮かべながら、ぜひ読んでみてください。今は5月ですけど。
「こたつ包囲網」
コメディです。
というより、不条理劇です。
というより、ショートコントです(どれ)
どうやって思いついたのか未だにイマイチ思い出せない作品。
ただ、どうも時々自分はこういう小爆発みたいなアホ作品を書いてしまうようです。2年に1回くらい。
「そう、誰よりも俺が望むそのこたつは、今まさに包囲されている――」
じゃねえよ、どうしてこうなった
ちなみに最初は「こたつ大戦争」というタイトルを予定していましたが、いくら待っても戦争が起こらなかったので変えました。
いっそこたつを巡る銃撃戦とかを描いた方が面白かったかもしれない(?)
まあ、そんな作品です。
紹介したけど、読んでも得るものは何もないよ!
「三分間の魔法を、あなたへ。」
どう考えても「こたつ」の後に続ける作品ではないのですが、
実は現在進行形で更新中の作品です。長編です。
というか今回の記事、単にこれが宣伝したかった。
(もちろん他の作品も読んでほしいですよ、せっかくですし…!)
長編とは言っても、連作短編の形をとっているので、案外さくさく読めるかと思います。
内容は、「三分間だけ使える力」と、四人の高校生の話。
それぞれに悩みや葛藤を抱える四人。春夏秋冬、巡りゆく季節の中で、彼ら彼女らが何かのきっかけを得る作品です。
実は、数年前に最後まで書ききった作品ではあるのですが、今回投稿するにあたって、加筆修正を加えております。
何かに悩んでいる人、何かが原因で立ち止まっている人。そんな誰かに届いてくれれば…と思いながら、週に1,2回ほど更新しております。
もちろん、クスッとくるようなネタも存分に含んでおります(特に「秋」)
というわけで、せっかくなので読んでみてください。
お時間がなければ、第一話の「春」だけ読んでも、楽しめると思いますので。
珍しく宣伝的なことをしましたが、私には一銭も入りません。かなしいなあ
まあこれがきっかけで有名になって出版されればあるいは…!あっはははは……。
まあ、せっかく書いたのだから読んでもらいたいなーという気持ちです。
ぜひ気になる作品があれば読んでみてくださいねー。
他にもいくつか投稿していますので、気になったらそちらもぜひ。